村田諒太【写真:Getty Images】

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リング誌がランク更新…村田は王者で“最下位”6位、同級のレベルの高さ示す結果に

 ボクシングのWBA世界ミドル級で、悲願の王者に輝いたロンドン五輪金メダリストの村田諒太(帝拳)。今後のマッチメークに注目が集まる中、因縁の再戦でリベンジを果たした「MURATA」の戴冠で、猛者が揃うミドル級の格付けに変化が生まれている。

 アメリカのボクシング専門誌「リング」はミドル級の実力ランキングをこのほど更新。4団体が入り乱れる猛者揃いの同級をランク付けした。

 カネロ・アルバレス(メキシコ)がチャンピオンに輝いている。WBA世界スーパー王者でIBF、WBA、WBCの統一王者でもあるゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が1位、ダニエル・ジェイコブス(米国)が2位と上位陣に変動なし。しかし、前回8位だった村田が6位に浮上。22日のタイトルマッチで村田に敗れたアッサン・エンダム(フランス)が7位から一気に10位に転落した。

 WBO世界王者のビリー・ジョー・ソーンダース(英国)が4位。村田はランキングを2つ上昇させたが、ミドル級のチャンピオンの中で一番低い序列となり、同級のレベルの高さをうかがわせる結果となっている。

 なかでも、村田が対戦を熱望しているというゴロフキンは、リング誌が全17階級のボクサーを比較したパウンド・フォー・パウンド(PFP)では、ボクシング界最強を意味する1位にランクしている。

 ゴロフキンのプロモーターを務めるトム・ロフラー氏は「日本で戦うことはゲンナジーにとって、最高なことだといつも考えていた」などと東京決戦に前向きな姿勢を示しているが、王者になった後も、ミドル級を生き抜く村田には下剋上の戦いが待ち受けることになりそうだ。