犬が寝てばかりいるのは大丈夫!?

犬の平均睡眠時間は、成犬で12〜15時間と言われています。幼犬や老犬ではそれ以上の睡眠時間が必要です。犬の睡眠には

「レム睡眠」(浅い眠り)「ノンレム睡眠」(深い眠り)

の2つがあり、レム睡眠は脳は起きているが体を休めている状態で、ノンレム睡眠は、脳も体も眠っている状態をいいます。

私たち人間の場合、睡眠時間全体の8割はレム睡眠で、2割がノンレム睡眠と言われていますが、犬の場合は睡眠の大半がノンレム睡眠だと言われています。

ですので、犬は深い眠りが少ないので、私たち人間よりも長い時間眠ることが必要になってくるのです。

犬と人間の睡眠の違いを理解したところで、「犬が寝てばかりいる理由」を5つ挙げていきたいと思います。ではさっそく、見ていきましょう!

寝てばかりいる理由1:習性の名残り

犬の野生時代の習性として、

もともと夜行性であった目覚めてすぐに行動する必要があった

ということが挙げられます。獲物を狩るのには夜が適当であったこと、日中寝ていても危険を察知してすぐに逃げられるようにしていたことなどが理由です。

ペットとして暮らしている現代でも、その頃の習性は残っているので、犬の睡眠時間は長くなっていると考えられるのです。

寝てばかりいる理由2:病気

睡眠が長くなる傾向が見られる病気として、

糖尿病感染症甲状腺機能低下症

などか挙げられます。糖尿病や感染症が進行すると、沈鬱状態や昏睡状態を引き起こし、命を落としてしまう場合もあるので、良く観察して早期発見・早期治療できるようにすることが大切です。

また、甲状腺機能低下症では、体内を活発にする「甲状腺ホルモン」の働きが弱くなり、代謝機能が下がってしまうことでとても強い眠気を引き起こし、長時間眠るという症状が出てきます。

寝てばかりいる理由3:怪我や痛み

関節や背骨などに痛みがある犬は、その痛みを抑えるためにじっと動かずに寝ている、ということが見られます。

この場合は、抱き上げるときに「キャン!!」などと痛そうに声を発したり、歩き方が足を引きずるなどとぎこちなかったりするので発見しやすいかもしれません。

寝てばかりいる理由4:ストレス

家族構成の変化や引っ越しなどで、環境が急激に変化したケースに、犬は強いストレスを感じます。強いストレスを感じると、睡眠時間も増加します。環境の変化は避けられないものですが、犬がゆっくり休める環境を整えてあげましょう。

寝てばかりいる理由5:老化

老犬の睡眠時間は12〜15時間よりもやや長めだと言われています。老犬は心肺機能や筋肉もが衰えるので、若い頃よりも多くの休息が必要となります。

ですが、ずっと寝ているからといってお散歩をやめたり、ごはんを減らしてしまうとますます老化が進みます。

その子にとって無理のない程度に、規則正しく散歩に行ったり、良質のタンパク質を多く含むフードを十分与えてあげましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

犬が長い時間眠るには、様々な理由があったのですね。愛犬が、犬の平均睡眠時間より長く眠っている場合、年齢や体調に応じて「何でなのかな?」と一度考えてみてください。

病気などの場合は、早期発見できれはその後の生活がかなり変わってくるでしょう。愛犬をよく観察することが、飼い主さんの愛情でもあると思います!