29日、韓国・国民日報などによると、ソウル中心部で行われた大規模な集会後に驚くべき光景が広がったと、韓国のネット上で話題になっている。写真は汝矣島。

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2017年10月29日、韓国・国民日報などによると、ソウル中心部で行われた大規模な集会後に驚くべき光景が広がったと、韓国のネット上で話題になっている。

28日夜、韓国の前朴槿恵(パク・クネ)政権の退陣を求め行われた市民集会「ろうそくデモ」の開始1周年を祝し、ソウル市内の2カ所で記念行事が行われた。光化門(カンファムン)広場には、ろうそくデモ主催団体が開いた「ろうそく抗争1周年大会」に5万人(主催者推算)が集結。また国会のある汝矣島(ヨイド)に、文在寅(ムン・ジェイン)大統領支持者ら1万人(同)が集まり、「ろうそくパーティー2017」を開いた。31日のハロウィーン直前の週末ということもあり、特に後者のイベントにはさまざまな仮装をした若者たちが多く参加したという。

翌29日、この「祭りの後」の会場付近を写した2枚の写真がツイッターに投稿され、話題となっている。投稿者が「今日、何かありました?」と添えた写真には、街路樹の落ち葉が舞うばかりの汝矣島の静かな歩道が写っている。韓国では桜祭りや花火大会など大勢の人が集まるイベント後には大量に残されるごみの問題が必ずと言っていいほど持ち上がるが、そのごみがまったく見当たらないのだ。

「イベント後の掃除を手伝おう」と考えていた投稿者は予想を裏切る光景に驚きこの写真を撮影、「民主市民は本当に格好いい。あなたたちがものすごく誇らしい」と感激をつづった。

この写真はネット上で話題となり、「わお、格好いい!」「花火大会とは大違いだ」「お花見イベントもろうそくパーティー形式にした方がいいのかも」「こんなにきれいに片付けられる人たちが、なぜ普段はどこにでもポイ捨てするんだろう?」「祭りも集会も同じ市民が参加してるはずなのに」と驚きや疑問の声が続々と投稿されている。

「これが普通じゃないのか?」「やらされて片付けてるだけ」「海外のニュースで取り上げられるから、普段やらないことをやったんだね」と冷ややかなコメントもあったが、「全国的にもこういう成熟した市民意識が根付くといいな」「他のイベントや集会でもすてきな市民意識を見せてほしい」「普段からこういう市民意識を発揮しよう」と前向きな呼び掛けの方が目立った。(編集/吉金)