【深ヨミ】ハイスタ『THE GIFT』堅調なCDセールスは店舗売上が支えている? 今週から配信も

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 7月に突如現れた街頭看板により、そのリリースが明らかとなったHi-STANDARDの18年ぶりとなるオリジナル・アルバム『THE GIFT』。巨大スコアの掲出など、遊び心が大いに感じられる事前プロモ―ションも大きな話題を呼び、2017年10月4日にCDリリース、その週のビルボード・ジャパン週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”では、128,158枚の売上で初登場首位を獲得した。

 そんな本作だが、リリース週以降も堅調な売れ行きを見せている。2週目の集計では24,630枚、3週目の集計では11,042枚を売り上げており、セールス・チャートでもトップ5内を維持。前述の通り、18年ぶりのオリジナル・アルバムであることや発売前プロモーションが大きな話題を呼んだことで、コア層による購買行動は初週に集中したと考えられる。であるならば、2週目以降も続くこの好セールスはグレー層の取り込みによるところが大きいと予想できる。メディア露出が控えめながら、ジャンルや世代を越えて愛されるハイスタらしい結果と言えるだろう。

◎“Top Albums Sales”(集計期間)
・2017年10月16日付(2017年10月16日〜8日)
週間売上枚数:128,158枚

・2017年10月23日付(2017年10月9日〜15日)
週間売上枚数:24,630枚

・2017年10月30日付(2017年10月16日〜22日)
週間売上枚数:11,042枚

 また、本作のセールス動向の特徴として、売上枚数のほとんどが店舗売上で占められていることが挙げられる。初週売上枚数において店舗売上が占める割合は80%、2週目と3週目のそれに至っては90%にも及ぶほどだ。昨年リリースされたシングル2作にも同様の傾向が見られるので、ハイスタのCDを購入するユーザーは、実際に店舗まで足を運んで商品を手に取る層であることが分かる。

 そのような中で、本作の配信が10月25日よりスタートしている。音楽を“モノ”として所有することが当たり前ではなくなった時代だが、CDリリースから3週遅れて始まった配信により、今後のフィジカル/デジタルの両セールスがどのような動向を見せるのか、次週発表のダウンロード・アルバム・チャートと共に注目だ。