浦和レッズの長澤和輝【写真:Getty Images】

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浦和で高まる存在感。デュエルでも強さを発揮

 2018年ロシア・ワールドカップの出場権を獲得した日本代表。11月10日にブラジル代表、10月14日にベルギー代表との試合を迎える。この2試合に臨む日本代表メンバーは10月31日に発表されるが、新戦力の台頭はあるだろうか。今回は、直近の代表戦で招集されていない選手のなかから、日本代表に推薦したい5選手をピックアップする。

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長澤和輝(ながさわ・かずき/浦和レッズ)

 1991年12月16日生まれ。専修大学を卒業後、すぐにドイツに渡り2016年までプレーした長澤。抜群のテクニックと攻撃的センスで、決定的な仕事を果たすアタッカー。浦和では監督交代後から出場機会が増加している。

 またAFCアジアチャンピオンズリーグ準決勝・上海上港でも存在感を示し、クラブにとって10年ぶりとなる決勝進出に大きく貢献した。浦和がACL決勝に進出すればクラブW杯との兼ね合いで12月のE-1選手権で招集およびテストができないため、11月に代表入りという可能性は十分にあるだろう。

 技術とアイディアはもちろん、ドイツで鍛えられたフィジカルも魅力。デュエルの強さを重視するヴァイッド・ハリルホジッチ監督にとっては、ぜひとも手元に置いてみる価値のある選手ではないだろうか。

ベルギーで活躍中。抜群のセンスそなえる10番タイプのMF

森岡亮太(もりおか・りょうた/ベフェレン【ベルギー】)

 1991年4月12日生まれ。ベルギーで活躍中の森岡は10番タイプのファンタジスタ。所属するベフェレンでも定位置を確保し、スタメン出場を続けている。華麗なプレーだけでなく相手ゴール前での冷静さも武器で、すでに6得点目を挙げるなどチームに欠かせない存在となっている。

 日本代表に入るとすれば、インサイドハーフがトップ下の座を争うことになるだろう。攻撃的なセンスは証明済み。今夏のシリーズはヨーロッパ遠征ということで、ベルギーでプレーする森岡が招集される可能性はあるのではないだろうか。

ここぞの場面で見せる得点感覚。川崎Fのキャプテン

小林悠(こばやし・ゆう/川崎フロンターレ)

 1987年9月23日生まれ。悲願の初タイトル獲得に向けてまい進する川崎Fにあって、小林は不可欠な存在だろう。今シーズンここまで19ゴールと得点ランキング2位につける。抜群の得点感覚に加え、多少無理な体勢からでもネットを揺らすことのできる、万能型ストライカー。

 現在もリーグ戦4試合連続ゴールの上、第21節から30節までの10試合のうち無得点に終わったのはわずか2試合。いかに小林がコンスタントにネットを揺らしているかがわかる。ハリルジャパンに入るとすれば右サイドでの起用となりそうだが、中央でのプレーも見てみたい選手だ。

アダイウトンに1人で対応。屈強な相手にも怯まない若武者

小泉慶(こいずみ・けい/アルビレックス新潟)

 1995年4月19日生まれ。ファイティングスピリッツに溢れる小泉は、今シーズン中盤ではボランチでプレーし、以降は右サイドバックを主戦場に奮闘している。J1で最下位に沈むチームにあっても、彼は輝きを放っている。

 特に第30節・磐田戦は出色だった。強靭なフィジカルと加速力を備えるブラジル人アタッカーのアダイウトンをマーク。2人がかりでも止めることが難しいこの相手に1人で対応してみせた。

 身長173cmと小柄だが、屈強な外国籍選手を前にしても怯まない姿勢は評価できる。現状のベストメンバーで臨むと思われる今回のヨーロッパ遠征で招集される可能性は高くないかもしれないが、注視すべき選手であることは間違いない。

負傷から復調の兆し。能力には疑いのないMF

清武弘嗣(きよたけ・ひろし/セレッソ大阪)

 1989年11月12日生まれ。左ハムストリング筋損傷で離脱していた清武だが、9月に復帰。現在、リーグ戦では2試合続けてスタメン出場し後半終盤までプレーしている。第29節・鳥栖戦では1ゴール1アシストの活躍を見せ、チームを勝利に導いた。相手の急所を突くラストパス、抜群のキープ力など持ち味を発揮している。

 けがさえなければハリルジャパンの主力であり続けたはずで、ロシアW杯での活躍も期待される。ブラジル、ベルギーと対戦する今回のヨーロッパ遠征は、世界を体感する上でも貴重な実戦の場だ。コンディションに問題がなければ、清武も呼ばれるべきだろう。

text by 編集部