欧米はもちろんのこと、国内でも大きな人気を集めているエナジードリンク。エナジードリンクは肉体疲労時の栄養補給などを目的に販売されている清涼飲料水の一種ですが、いずれの製品もカフェインが多く含まれているので飲みすぎには注意しておきたいところ。というのもエナジードリンクによる死亡事故が相次いでいるためです。

エナジードリンクによる死亡事故

エナジードリンクによる死亡事故は特にアメリカで頻繁に起こっています。スーパーマーケットに勤務する40歳男性が仕事を終えた後、エナジードリンク4杯を飲んだことで心臓発作を起こし亡くなったことが報道されています。他にも米サウスカロライナ州の若い男性が一度に過剰な量のエナジードリンクを飲み不整脈を起こして死亡した事故や、同様にメリーランド州の若い女性が過剰な量のエナジードリンクを飲み死亡した事故など、エナジードリンクによる死亡事故はどんどん増えているようです。ちなみに直近のニュースで言えば、日本でも2015年の終わりに九州地方の20代男性がエナジードリンクの飲みすぎで死亡したという残念な事故がありました。

エナジードリンクに含まれるカフェインの強力な作用

エナジードリンクに多く含まれているカフェインは神経を緊張させ、一種の興奮状態へと導く覚醒作用があります。わたしたちがカフェインを摂取すると覚醒作用のあるカテコールアミンというホルモンが分泌されるので、一見身体が元気になったように感じられるのです。しかしこういった覚醒作用のあるカテコールアミンは過剰に分泌されることで心臓の大きな負担となります。カフェイン摂取で死に至る人が心臓発作や不整脈を起こすのはそのためです。過剰なカフェインはわたしたちが元気になったと錯覚している裏で、思っている以上に大きなダメージを身体に蓄積させているのです。

エナジードリンクは疲れているときほど危険?

わたしたちが睡眠不足や労働などで疲労が蓄積しているとき、体では覚醒作用のあるカテコールアミンが多く分泌されています。カテコールアミンには心臓や血管を収縮させ血圧を上昇させる働きがあるのですが、この疲労が蓄積しているタイミングでの過剰なカフェイン、ないしエナジードリンクの摂取が危険であることは言うまでもありません。ただでさえ疲労で過剰に活動している心臓が、更にカフェインで活動レベルを強制的に上げられることとなるのです。このような状態では、エナジードリンクによって不整脈や心臓発作を起こしても何らおかしくありません。日常的にエナジードリンクばかりに頼っている方は、今一度エナジードリンクの危険性を認知した上でカフェインと上手く付き合ってもらいたいものです。関連の【警告】アルコールのエナジードリンク割りはとっても危険!も要チェックです。


writer:サプリ編集部