写真を撮る時に被写体が金網越しにしか撮影できなかったり、後で見返してみたら被写体の前に余計な物体が映り込んでしまっていたり、背景が汚くて被写体の美しさが損なわれていたり……といった経験がある人は多いはず。そんな悩みを解消するために作られた、写真に写り込んでしまった邪魔な障害物を簡単に消し去ることができるフリーソフト「PhotoWipe」を使ってみました。

HanovSolutions.com

http://www.hanovsolutions.com/?prod=PhotoWipe

◆インストール

「PhotoWipe」をインストールするには配布ページから「Download Now」をクリック。



「ファイルを保存」をクリック。



ダウンロードした「PhotoWipeInstall.exe」を実行。



「実行」をクリック。



「Next」をクリック。



「Next」をクリック。



「Next」をクリック。



「Install」をクリック。



「Finish」をクリックしてインストールは完了です。



◆使い方

「PhotoWipe」を起動すると、このようなホーム画面が表示されます。中央にある画像を見ると、ケージの中にいるインコを撮影した写真で、インコの顔にかかる部分だけケージが消えているのがわかります。「PhotoWipe」を使用すると、このように邪魔な障害物を消し去ることができます。



ホーム画面左端の「Open」をクリックすると……



保存されている写真を選択することが可能。加工したい写真を選択して「開く」をクリックすると……



写真が「PhotoWipe」の作業画面に表示されます。



「PhotoWipe」で削除したい部分を選択するためのツールはいくつかあります。一番左のアイコンを選択すると、マウスでドラッグした部分が黒く塗りつぶされます。黒く塗りつぶされた箇所が「PhotoWipe」によって修正される箇所になります。



他にも直線で塗りつぶせるツールや……



クリック&ドラッグで範囲を選択できるツールもありました。ただしこのツールは非常に操作が難しく、よほどのことがなければドラッグで塗りつぶすツールか、直線で塗りつぶすツールを使ったほうが簡単に範囲を選択できます。



同様に四角形を選択するツールも、使い勝手という点では微妙でした。



その横の黒丸アイコンで、描画する線の太さを変えることが可能です。



一番右のアイコンは消しゴムツールでした。



◆画像の加工

それでは早速「PhotoWipe」で画像を加工します。画像の金網部分で消したい箇所を黒枠で塗りつぶします。塗りつぶしが完了したら、画面左側の「Preview」をクリック。



すると、「Quick Preview」か「Full quality」かを選択できます。「Quick Preview」を選択すると……



10秒ほどで「PhotoWipe」の処理が終わり、多少ズレが目立つものの、金網の後ろにある植木がしっかり見える画像が表示されました。



おおまかな出来を確認してから、このまま保存してよいと判断したら「Save」をクリックすると……



名前を入力して保存できます。



「Copy to Clipboard」をクリックして、クリップボードにコピーすることも可能です。



もし「Quick Preview」で表示された画像よりも丁寧に補完して欲しい時は、「Back」をクリックして……



「Full quality」を選択します。



「Full quality」の処理は「Quick Preview」に比べるとかなり時間が必要で、今回選択した画像の処理に8分ほどかかりました。



加工のコツとしては、多少黒塗り箇所がはみ出してもいいので、障害物を完全に黒く塗りつぶすこと。このように微妙に金網の端が残っていると……



所々金網が残った状態で処理されてしまいます。これは、「PhotoWipe」が黒塗り箇所の背景から塗りつぶされた箇所の色や形を推定し、補完するという処理を行っているため。塗りつぶし損ねた金網部分を「PhotoWipe」が補完してしまうので、このような結果になってしまいます。



椅子の上に乗ったクッションを消してみると……



肘掛けを支える部分まで消えてしまいました。



体の前で組み合わせた人の手を消すと……



背景の服だけにすることも可能。ただし、かなり不自然な跡が残っています。



壁を背にした人を選択すれば……。



人を消し去ってしまうこともできなくはない……ものの、忍者が布を使って隠れているような状態に。



なお、細かい描き込みの多いイラストでも……



なんとなくそれらしい感じに補完されていました。