大阪はまさかの2位! ヒョウ柄をもっとも愛する県ランキング

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 世に存在するさまざまな「ヒット商品」。しかし、そんな中、ある場所でのみ、“局地的”にバカ売れしているモノがある。局地的ヒット商品の秘密を探った!

◆大阪じゃなかった!? もっとも“ヒョウ柄”を愛する県は?

 ヒョウ柄の洋服といえば、ナニワのおばはんが連想されることから、大阪のイメージが強い。しかし、昨年9月に大手ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」が発表したデータによれば、購入率の1位は、2位の大阪を抑えて埼玉県だった。

 同データでは、埼玉県が他県と比べて単価の高いヒョウ柄のアイテムを購入、さらに、年間購入金額も高い傾向にあることが明らかにされている。

 さらに、同調査では埼玉県民の「ファッションの好み」についてのアンケートも実施され、全体の83.8%が「デザイン・柄」を重視すると回答。4人に1人がアニマル柄を好み、そのうち、半数近くの49.5%がヒョウ柄を好むこともわかった。

 なぜこうも埼玉県民はヒョウ柄を好むのか。人間の深層心理に詳しい一般社団法人 全国行動認知脳心理学会・理事長の大森篤志氏は、人間が洋服を選ぶ際に働く心理について解説する。

「例えば、今までにない服を選ぶときは気持ちを一新させたい。派手な服を選ぶときは個性を際立たせることで自信のない部分を隠したいなど、選ぶデザインや色には深層心理が隠されています」

 デザインの種類が無数にある中、ヒョウ柄には一見派手なイメージもつきまとう。しかし、もともとは自然界で生きる動物の柄であることから、大森氏は「カムフラージュの意識」もあると話す。

「自然界のヒョウは、木漏れ日にまみれて木の上から獲物を狙う動物です。そのためアニマル柄全般にも言えますが『身を隠す』という深層心理が働いている傾向もあり、そもそもが身を潜めて虎視眈々と獲物を狙う動物であることから、ヒョウ柄を好む人の深層にも背後から先手を取りたいという心理が隠れているのかもしれません」

 ときには「だ埼玉」と揶揄されたり、首都圏に位置しながらイジられる機会も多い埼玉県。「ヒョウのようにいつか他の都道府県を出し抜いてやる」という埼玉県民の心理が、洋服選びに反映されているのかもしれない。

<ヒョウ柄購入者数 都道府県別ランキング
1位 埼玉県
2位 大阪府
3位 岐阜県

【大森篤志氏】
一般社団法人全国行動認知脳心理学会 理事長。行動・心理の専門家。国家プロジェクト「働き方・女性活躍推進」の講師としても活動。女性向けWebメディア「BP.Labo Woman」も運営する。

※ランキングはZOZOTOWNスタートゥデイ調べ
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