怒涛の猛攻を牽引したMF大竹洋平

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[10.29 J2第39節 湘南1-1岡山 BMWス]

 台風22号の影響による悪天候。特に前半は大きな雨粒がピッチに水溜まりをつくり、ボールを蹴り出せば水しぶきが飛んだ。しかし、優勝セレモニー中は湘南を祝福するかのように雨が上がり、ビールかけが終わると再び雨脚は強まった。試合では昨季まで約3年半、湘南に在籍したMF大竹洋平が“恩返し弾”で古巣のJ1復帰を祝った。

 ファジアーノ岡山はラスト20分間、怒涛の猛攻。その攻撃の中心にいたのは背番号10を背負う大竹だった。1点ビハインドの後半22分に投入されると、テクニカルな仕掛けから守備陣を翻弄。後半37分にはMF塚川孝輝のパスを受け、迷わず左足ダイレクトで狙ったが、決定的なシュートはGK秋元陽太のビッグセーブに阻まれた。

 それでも後半42分、猛攻は実った。MF関戸健二が右サイド深い位置からクロスを入れ、FW赤嶺真吾が右足シュート。GK秋元が一度は弾き出したが、そのこぼれ球を大竹が冷静に左足で押し込み、1-1の引き分けに持ち込んだ。

「あの時間に(大竹)洋平にやられたのは因果かな」と話したのはチョウ・キジェ監督。元同僚GK秋元は痛恨の失点も「大竹は技術が高い選手。ゴールを入れられて悔しいけど、洋平の気持ちが伝わった」と出色のプレーに唸り、「洋平の分まで頑張っていきたい」とJ1での奮闘を誓った。存在感を見せつけた大竹は「残り3試合、自分たちがやるべきことをやって、しっかり結果を残したい」と視線を切り替えた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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