フル出場の乾が2得点誘発! エイバルは2点差追いつきレバンテとドロー《リーガエスパニョーラ》

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▽日本代表MF乾貴士の所属するエイバルは29日、リーガエスパニョーラ第10節のレバンテ戦をホームで行い、2-2の引き分けに終えた。MF乾は先発してフル出場した。

▽前節、レアル・マドリーとの試合に0-3で敗北したエイバルは、その試合からスタメンを3名変更。クリスティアン・リベラ、ホルダン、シャルレスに代えてダニ・ガルシア、セルジ・エンリク、キケ・ガルシアを起用した。また、乾は前節入った2トップの一角ではなく、[5-3-2]の中盤左での出場となっている。

▽試合は序盤からエイバルが主導権を握りつつ進行した。試合開始直後の2分には、左CKの場面でキケ・ガルシアがニアに飛び込み、強烈なヘディングシュート。ボールはバーを越えたものの、幸先良くチャンスを作り出していく。

▽さらに11分、ボックス手前中央でボールを持った乾が、ドリブルを開始。DFをかわすとボックス右の深い位置まで侵攻し、中央に折り返す。しかし、これは味方には合わず、クリアされた。

▽29分にも、右CKからのルーズボールを乾が拾う。しかし、ボックス手前左から左足を振り抜いたシュートは、GKラウール・フェルナンデスに阻まれた。エイバルは得点こそ無いものの、積極的にチャンスを作り出していく。

▽しかし35分、レバンテが一瞬の隙を突き、ワンチャンスをものにする。エイバル陣内中央でボールを持ったイヴィがディフェンスラインの裏に浮き球のパスを供給。完全に抜け出したホセ・モラレスがGKドミトロビッチとの一対一を制し、ネットを揺らした。

▽浮き足立ったエイバルは、直後にも失点を重ねてしまう。37分、味方DFからのフィードに反応したホセ・モラレスが、右サイド深くに侵攻。中央にマイナスのボールを折り返すと、走りこんでいたバルディがシュートを放つ。最後はDFロンバンの足に当たり、ゴール右に決まった。

▽レバンテが数少ない決定機を確実に決めて試合を折り返すと、エイバルはすぐに1点を返す。51分、ボックス手前やや左でボールを受けた乾が、相手に倒されてFKを獲得。キッカーのアルビージャが直接狙うと、シュートはゴール左上隅の絶妙なコースに放たれ、バーを叩きつつゴールに吸い込まれた。

▽エイバルの得点後、試合はややペースダウン。65分には、敵陣中央付近でボールを持った乾がボックス手前まで運んでミドルシュートを放ったが、DFのブロックに阻まれた。

▽追いつきたいエイバルは、バランスを崩しつつも両WBを大きく上げてチャンスメイクを試みる。すると74分、待望の同点弾を奪取した。途中出場のDFフンカが左サイド高い位置で味方のフィードを収め、乾にバックパス。乾はこの場面でも再三みせているドリブル突破を披露し、ボックス内左からシュートを放つ。すると、GKラウール・フェルナンデスが弾いたこぼれ球を途中出場のシャルレスが押し込んだ。

▽エイバルに逆転ムードの漂い始めると、86分にはセルジ・エンリクがボックス手前から相手DFの股を抜くミドルシュート。強烈なシュートがゴールマウスを襲ったが、GKラウール・フェルナンデスがまたもやファインセーブでゴールを死守した。

▽結局、同点の状態からスコアが動きをみせることはなく、試合はこのまま終了。エイバルは前半の2失点から盛り返し、勝ち点「1」の確保に成功することとなった。