iPhoneを今買うならiPhone 6s がもっともオトク? iPhone XでもiPhone 8でもない理由

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iPhoneは、利用しているユーザーが圧倒的に多い人気のスマートフォンである。新機種が出るたびに行列に並んで購入している熱狂的なファンも多い。

今年も、例年と同じ9月に新機種発表があり、iPhone 8シリーズとiPhone Xが発表された。
9月にはiPhone 8シリーズが発売済みで、11月にiPhone Xも発売される。
iPhone Xの予約日には回線がパンクするほど予約が殺到し、発売日に間に合わずに落胆している声も聞く。

そんな話題のiPhoneだが、年々、本体価格の高騰が深刻化している。
Apple Storeの一括価格は、
・一番安いiPhone 8の64GBモデルで税別78,800円
・ハイエンドのiPhone 8 Plusの256GBモデルで税抜106,800円
とかなり高額となる。

iPhone Xに至っては、
・一番安い64GBモデルでも税別112,800円
もするのである。

これは、もう気軽に手が出る金額では無い。

NTTドコモなどの通信キャリアで購入する場合、24回の割賦が使えるが、月々の割賦金額も4,000円程度になると通信料からの割引額が大きくないと負担も増えてしまう。

一方で、現在のApple Storeでも2年前の機種であるiPhone 6sがいまだ販売されている。
一番安いiPhone 6s 32GBモデルでは、税別50,800円とかなりリーズナブルだ。

そして、ワイモバイルとUQ mobileでもiPhone 6sの取り扱いを開始した。
格安スマホの少ない維持費でiPhoneを利用できるようになったのである。

iPhone 6sは、2年も前の機種でしょ?
と思うかもしれないが、iPhone 6sはまだまだ実用十分でオススメの機種なのである。

その理由をこれから紹介していく。

二年落ちでも快適に使えるスペックが嬉しい
iPhone 6sは、CPUにA9チップを搭載したモデルである。
最新機種のCPUはA11チップを採用しており、それよりは世代が2つ古いが、通常利用していると特に遅いと感じることはほとんどない。処理の重いゲームなどをすると若干不足を感じるかもしれないが、日常の使用では充分と言えるだろう。

また、過去のiPhone 6以前はRAMが1GBでフリーズすることも多かったが、iPhone 6s以降は、最新のiPhone 8のRAMも同じ2GBになっており、処理がスムーズになっている。

最新のiOS11に対応し新機種と同じ体験が可能
iPhoneの魅力は、OSアップデートが通常3年以上提供される点である。
新型iPhoneと同じiOS11が二年前の機種iPhone 6sにも提供されている。
つまり、iOSの新機能はiPhone 6sでも利用することができるのである。

iPhone 6sは、Live Photoや3D Touchにも対応している。
iPhone 7シリーズから対応したApple Payの非接触決済以外のほとんどの機能が利用できる。
旧機種だからと言って、通常の利用では不便を感じることはほぼないと言って良いだろう。

格安スマホなら割賦購入可能!
iPhone 6sは、ワイモバイルとUQ mobileでも取り扱いを開始している。
Apple Store直販よりも端末価格はやや高額に設定されているが、割賦販売と月々割引に対応しているのが魅力だ。通信料と分割支払金を合わせても2,000円前後で維持することが可能なのである。
いくらApple Storeのほうが安いと言われても、いきなり5万円出すのはハードルが高い。
こういった販売方法を用意してくれるのは非常にありがたい。

iPhoneは、最新OSにすることで長く使えるのが魅力のスマートフォンである。とはいえ、二年以上使うと不調になってきて買い換えを検討する人も少なくない。
買い換えで最新機種だけでなく、まだまだ実用的でコストパフォーマンスの高いiPhone 6sも検討してみるといいだろう。


執筆 ちえ