【警告】磐田=川又(53分)、小川大(78分) 横浜=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】川又堅碁(磐田)

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[J1リーグ第31節]磐田 2-1 横浜/10月29日/エコパスタジアム
 
【チーム採点・寸評】
磐田 6.5
PKで先制される展開も、川又の個人技で前半のうちに1点を返す。後半はスタートから押し気味に試合を進め、前から圧力をかけて相手GKのミスを誘い、川又が再び、ゴール。厳しいピッチコンディションのなか、難しいことはせず、シンプルにボールを蹴って勝利を手繰り寄せた。
 
【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 5.5
伊藤のPKは一度はストップも、こぼれ球を決められる。それ以外は危ない場面も少なく、しっかりとゴールマウスを守った。
 
DF
3 大井健太郎 6
盤石のカバーリングで守備に安定感をもたらす。最後まで集中力を保ち、後方からチームを引き締めた。
 
5 櫻内 渚 5.5
対峙するバブンスキーや山中らに苦戦を強いられる。攻撃に参加しても、効果的な働きは少なかった。
 
24 小川大貴 5.5
5試合ぶりのスタメン。攻守両面でインパクトを放てなかった一方で、対面の遠藤の突破には粘り強く対応した。
 
35 森下 俊 5.5
自陣エリア内に勢いよく侵入してきた遠藤を倒してしまい、PKを献上。以後は問題なくプレーも、フィードの精度はやや悪かった。
 
MF
8 ムサエフ 6
積極的にシュートを狙ったが、37分にはこぼれ球を拾って強烈な一撃も枠の外。守備では深い位置まで戻り、ピンチを潰した。
 
13 宮崎智彦 6(HT OUT)
自慢のテクニックを駆使して、テンポ良く捌きながら攻守をつなぐ。悪い内容ではなかったが、前半だけで交代を告げられる。

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MF
10 中村俊輔 6
24分のFKは曲がり切らず。50分の好位置からのFKは、相手の裏をかいてグラウンダーで狙ったが、ポストに嫌われた。
 
15 アダイウトン 6.5
前半は元気がなかったが、後半に奮起。高い位置で相手GKから奪い、川又の逆転ゴールをアシスト。力強いドリブルも効いていた。
 
40 川辺 駿 6
的確なポジショニングでボールを引き出し、攻撃を組み立てる。ハイプレスでも存在感を発揮した。
 
MAN OF THE MATCH
FW
20 川又堅碁 7
40分、中澤を背負った状態で、振り向きざまに左足で同点弾をねじ込む。さらに65分にはアダイウトンからの横パスを冷静に沈めて逆転弾をゲット。エースとしての仕事を完遂し、チームに勝利をもたらす。文句なしのMOMだ。
 
交代出場
MF
30 上原力也 6.5(HT IN)
47分には相手GKを慌てさせる強烈なミドル。ボランチの位置から果敢に前に出て、攻撃に厚みを加え、チームの重心を前に押し上げた。
 
DF
33 藤田義明 ―(81分IN)
すでにグラウンドは最悪に近い状態だったが、ミスのないプレーでチームを落ち着かせ、横浜の攻撃をブロックした。
 
MF
14 松本昌也 ―(90+1分IN)
出場時間は限られて、ほとんどプレーに絡めず。アピールできたとは言えないが、勝利の瞬間をピッチで味わう。
 
監督
名波 浩 6.5
推進力に優れる上原の投入が的中。降りしきる雨の中でもタッチライン際に立ち、選手たちとともに戦う姿勢を見せる姿が印象的だった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
横浜 5
伊藤のPKで先制するまでは良かったが、前半のうちに追いつかれ、後半はミスから逆転を許す内容。攻撃の強度を上げようとしたが、簡単にボールを奪われるシーンが散見され、全体的にセカンドボールへの反応も悪かった。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 5.5
バックパスを足もとで処理しようとしたところを奪われて逆転弾を許す。ただ、少なくとも二度のビッグセーブで失点を防いだのも事実だ。
 
DF
23 下平 匠 5.5
周囲のサポートを受けながら、不慣れな右サイドでプレー。アダイウトンの突破には手を焼いたか。
 
22 中澤佑二 5
身体を寄せていたにもかかわらず、最初の失点では川又のシュートを止められなかったのは痛恨だった。
 
34 ミロシュ・デゲネク 5.5
ピッチコンディションがそこまで悪くなかった前半、パスやフィードに乱れ。対人では強さを見せた。
 
24 山中亮輔 6
タイミングの良い攻め上がりから、多彩なクロスで脅威を与える。味方との息の合ったコンビネーションプレーも。
 
MF
8 中町公祐 5.5
広い視野でボールを動かして、守備も精力的にこなす。しかし、デュエルで負けて決定機を作られるシーンもあった。
 
5 喜田拓也 5.5(82分OUT)
体格差のあるアダイウトンに対しても怯まず、球際の勝負で奮闘。攻撃面ではもうひと工夫して、チャンスを広げたかった。
 
MF
18 遠藤渓太 5.5(78分OUT)
巧みなファーストタッチで森下のファウルを誘い、PKを獲得。持ち前のドリブル突破は、豪雨の中では切れ味を失った。
 
14 天野 純 5(77分OUT)
大事なところでトラップミスし、好機逸。思うようにプレーに絡めず、本来の実力の半分も出せなかった。
 
33 ダビド・バブンスキー 5.5
左サイドで起点になる。高い技術で相手をかわす時もあったが、決定的な仕事はできず、セットプレーも今ひとつ。
 
FW
16 伊藤 翔 6
前節に続き、CFで先発。PKはストップされたが、こぼれ球を確実に流し込んで2試合連続ゴール。結果を出したが勝利には結びつかず。
 
交代出場
FW
17 富樫敬真 ―(77分IN)
ゴールを求められて投入されたが、シュートに持ち込めるようなパスが届かず。期待に応えられなかった。
 
MF
37 イッペイ・シノヅカ ―(78分IN)
右サイドから必死に攻撃の糸口を見つけようとしたが、水たまりにスピードを削がれて突破できなかった。
 
DF
4 栗原勇蔵 ―(82分IN)
最終ラインに入り、3失点目は許さなかったが、パワープレーで力を発揮できるシチュエーションは訪れなかった。
 
監督
エリク・モンバエルツ 5.5
縦への速さが魅力のチームだけに、「まるで“水球”みたいだった」というピッチ状態では、有効な一手が打てず。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。