ギリシャ・アテネで、手紙爆弾事件の容疑者として逮捕された男のアパート前に集まった警察官ら(2017年10月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ギリシャの警察当局は、ルーカス・パパデモス(Lucas Papademos)元首相や欧州連合(EU)関係者らに手紙爆弾が送りつけられた一連の事件の容疑者として28日に29歳の男を逮捕したと明らかにした。

 男はギリシャ人で、アテネ(Athens)中心部に偽名で借りていたアパートを出ようとしたところで警察に身柄を拘束された。男は拳銃2丁、タイマー、爆発物、火薬など、時限装置の製造に必要な材料を所持していたという。

 警察筋によれば、男は過激派の活動歴があるとして警察が把握していた人物だった。

 パパデモス元首相は今年5月、送付された手紙を開封したところ、手紙が爆発してけがを負った。この事件で犯行声明は出ていないが、3月にフランス・パリ(Paris)の国際通貨基金(IMF)事務所で郵便物が爆発し職員1人が負傷した事件で極左過激組織「炎の陰謀中核(Conspiracy of Fire Nuclei、SPF)」が用いた手口に類似している。
【翻訳編集】AFPBB News