【J1採点&寸評】FC東京0-0清水|MOMは守備がスーパーだったあのベテラン。途中交代の大久保はここまでアシストが…
3 犬飼智也 6
クリアかパスか躊躇してピンチになった場面を除けば、前半はまずまずの出来。後半も良いポジショニングでピンチの芽を摘んだ。
25 松原 后 6
左サイドからの崩し、センタリングでFC東京に冷や汗をかかせた。雨でもブレない技術、フィジカルの強さは好印象だった。
26 二見宏志 6
犬飼とともに自陣ゴール前で文字通り壁に。放り込まれたクロスを何度もヘッドで跳ね返す姿はメンタル面の強さを感じた。
MF
10 白崎凌兵 5.5
18分に左サイドからのカットインでシュートに持ち込み、また42分には巻くクロスで好機を作り出す。しかし、消えている時間帯もあり、及第点には届かない。
17 河井陽介 6(86分OUT)
前半はハードに動きつつ、中盤のバランスを整えていた。ボールを持たないところでもわざと敵に身体をぶつけて、味方の進路を確保するプレーは味わい深かった。
19 ミッチェル・デューク 5.5
スペースを突いたドリブルでFC東京にプレッシャー。ただ、時間の経過とともに運動量が減り、終盤はプレーに粗さが目立った。
20 竹内 涼 6
同じボランチの河井と良い距離感を保ちながら中盤で防波堤となった。献身的にセカンドボールを拾う姿勢は評価に値しただろう。
30 金子翔太 5.5(54分OUT)
ボランチの裏に上手く走り込むなどアクセントになっていたが、決定的な仕事はできず。印象的なプレーはどちらかと言えば少なかった。
FW
23 北川航也 5(83分OUT)
守備の局面では前線からのチェイシングで存在感。しかし、チャンスがあったにもかかわらず、決められなかったのは減点対象だ。
交代出場
FW
8 チアゴ・アウベス 5.5(54分IN)
敵CBの吉本を振り切りシュートチャンスを掴むなど怖さはあった。足りなかったのはゴールだけで、ヒーローになり損ねた。
MF
22 枝村匠馬 -(83分IN)
緊迫した時間帯での投入だったが、バランサーとしての役割は無難にこなしていた印象だ。
MF
44 フレイレ -(86分IN)
プレーにほとんど関与できないままタイムアップ。出場時間が短く、採点は不可。
監督
小林伸二 6
途中投入したチアゴ・アウベスが何度か決定機を作るなど悪くない采配だった。敵地での勝点1はポジティブな結果と言える。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。