決勝点を奪ったアルビレックス新潟MF小泉慶

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[10.29 J1第31節 新潟1-0鳥栖 デンカS]

 打てども打てども入らない。序盤から鳥栖ゴールを脅かしたアルビレックス新潟だったが、GK権田修一の好セーブや相手の体を張ったシュートブロックに遭って得点を奪うことができない。焦れるような展開となったが、MF小泉慶が均衡を破る意地の一撃で試合を動かした。

「とにかく勝つしかなかった。シンプルに、難しく考えずに『とにかく勝つしかない』という気持ちだけで試合に臨んだ」

 勝利だけを目指した小泉に好機が訪れたのは後半6分だった。右サイドからFWホニが送ったクロスのこぼれ球にフリーで反応。しかし、右足から放たれた強烈なシュートはDFキム・ミンヒョクのブロックに遭ってネットを揺らすには至らない。だが、すぐさま小泉にチャンスが巡ってくる。

 後半10分、MF小川佳純が蹴り出したCKは相手選手にクリアされたものの、こぼれ球を小泉が拾う。「ファーストタッチが良いところに置けた」とボールを落ち着けて「絶対に決めてやるという気持ち」で右足を振り抜くと、勢いよく飛び出したボールは一直線にネットに突き刺さり、待望の先制点が生まれた。

「今年は個人的に本当に不甲斐ない。自分らしさをまったく出せていなくて、歯がゆい毎日を送っていたけど、やっとホームのサポーターの皆さんの前で、ちょっと遅すぎますが、勝利に貢献することができた」

 この得点が決勝点となり、1-0の完封勝利。ホームでは5月20日の第12節札幌戦(○1-0)以来、約5か月ぶりの白星をサポーターにプレゼントした。

(取材・文 折戸岳彦)
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