【警告】浦和=R・シルバ(81分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】長澤和輝(浦和)

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[J1リーグ31節]広島 0-1 浦和/10月29日(日)/Eスタ
 
【チーム採点・寸評】
広島 5
前半でチームの核・青山を失うアクシデント。慌てず騒がずに対応し続けたものの、一瞬の隙を突かれて失点してしまう。攻撃面では少なくないチャンスをものにできず、苦境に喘ぐ理由がより浮き彫りになった。
 
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6
先制を許したシーンは致し方なし。50分のR・シルバが抜け出した被決定機は、相手の最後まで見極めて絶体絶命のピンチを救った。
 
DF
40 丹羽大輝 5(68分OUT)
前半は果敢な駆け上がりで対峙するR・シルバを牽制。しかし後半に裏のスペースを何度も使われると一気にトーンダウンした。
 
5 千葉和彦 5.5
浦和のパスワークに対して、最終ラインを我慢強く統率した。しかし、水本と同様に失点シーンはペナルティエリア中央をポッカリと空けたことが悔やまれる。
 
4 水本裕貴 5.5
ロングボールを撥ね返し、縦パスにもしっかりと反応。90分を通して責められる出来ではないが、相手の動きに引っ張られて中央を空けた失点シーンの印象が悪い。
 
3 高橋壮也 5.5
柏のサポート役に徹したのか、アタック時の積極性が出てきたのは後半から。守備では武藤や柏木、流れる興梠によく対応し、健闘していた。
 
MF
6 青山敏弘 5.5(39分OUT)                                                                     
パスの供給源として奮戦するも、相手との交錯で古傷を抱える腰を痛める。重要な一戦で、39分に無念の途中離脱となってしまった。
 
15 稲垣 祥 5.5
素早く身体を寄せてボールホルダーの自由を奪う。奪い切るシーンは少なかったものの、中盤のフィルターとして機能はしていた。
 
44 アンデルソン・ロペス 5.5
得意の右サイドでパスを受けると相手に向かって仕掛ける。スタジアムを沸かすシュートも放ったが、枠を捉えられなかった。
 
30 柴粼晃誠 5.5(76分OUT)
狭いスペースを使うための身体の動きは一級品で、ターンして前を向くとチャンスの匂いを感じさせた。それでも決定機を演出できずに0.5を減点した。
 
18 柏 好文 5
対峙したDFを翻弄する姿は数えるほど。チームの強力な武器として、もっと得意のドリブルで仕掛け、浦和守備網をかき回してほしかった。

【広島0-1浦和 PHOTO】長澤のゴールで浦和が3試合ぶりの勝利、広島は降格圏内から抜け出せず…
FW
39 パトリック 5
身体を張ってボールを収める、チェイシングするなど泥を被るプレーも厭わない。ただし、ファイナルサードで脅威にはなれなかった。
 
交代出場
DF
2 野上結貴 5(39分IN)
主将の負傷を受けてスクランブル発進。要所で守備強度アップに貢献していたが、62分の失点シーンでは長澤に一瞬で置いていかれてしまった。
 
MF
10 フェリペ・シウバ 5(68分IN)
ゴールを奪うために丹羽との交代で投入されるも、大きな見せ場はなし。84分の決定機ではシュートはあさっての方向へ。
 
FW
22 皆川佑介 -(76分IN)
ポジショニングを細かく修正していたが、フィードをもらうには至らず。ピッチに立った時間を考えても、もっと仲間に強く要求して良かったのでは。
 
監督
ヤン・ヨンソン 5
勝点0は許されない試合だったはず。青山の負傷交代というエクスキューズこそあるが、個に頼った攻撃と選手交代のタイミングには疑問も残る。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
[J1リーグ31節]広島 0-1 浦和/10月29日(日)/Eスタ
 
【チーム採点・寸評】
浦和 6
少なくないミスがチーム全体にあったこと、決定機をひとつしか生かせなかったことは反省材料。それでも相手を押し込みながら隙を突いて1点をもぎ取り、ゲームコントロールしながら広島の攻撃を水際で阻止。ACL出場権獲得へ勝点3を得たことは何よりの結果だろう。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6.5
ゴールキックがそのままタッチラインを割るなど序盤からキック精度を欠いた。ただセービングは安定感抜群で、90+3分にはあわや同点のシーンを防いでみせた。
 
DF
6 遠藤 航 6.5
サイドの攻防では身体の強さを生かして防波堤の突破を許さず。また、62分に長い距離を走って長澤の決勝弾をアシストするなど好パフォーマンスだった。
 
22 阿部勇樹 6.5
最終ラインからパスを散らして攻撃の活性化を図るとともに、危険地帯をいち早く察知してピンチの芽を摘む。目立つプレーは少ないかもしれないが、柱として稼働していた。
 
5 槙野智章 6
SBではなくCBとして出場。パトリックに対して一歩も引かず、地上戦・空中戦共にバチバチのバトルを繰り広げる。
 
3 宇賀神友弥 6
豊富な運動量でサイドライン際を疾走。フリーランで味方のパスコースを作り続ける、まさに“水を運ぶ人”だった。
 
MF
16 青木拓矢 6
アンカーとして広大なスペースの管理人を一手に担う。左右に動くのはもちろん、予測の速さで前にも飛び出して存在感を発揮した。
 
8 ラファエル・シルバ 6
前半こそスペースの生かし方に戸惑っていた印象だが、後半になると一変。ギアを上げて危険な存在となった。50分の決定機は入れてほしい。
 
10 柏木陽介 6(72分OUT)
スペースをメイクする術と2手、3手先を読んだボール出し、キープ力の高さはさすが。しかし、備える能力を考えれば少し物足りない内容か。
 
15 長澤和輝 6.5 Man of The Match
立ち上がりは動けておらず、そのまま交代かと思われる出来だったが……。時間を追うごとに輝きを増し、後半には普段の姿を取り戻す。決勝弾のスペースへの入り方は秀逸だった。
 
9 武藤雄樹 6(81分OUT)
ダイアゴナルに走って相手守備陣を攪乱させつつ、ボールを足もとに収める。その後のアイデア不足は否めなかったが、そのプレーはジャブとして相手の体力と集中力を削っていた。
FW
30 興梠慎三 6(87分OUT)
巧みな動き出しでパスを引き出して、受け手として攻撃のリズム作りに貢献。ただ45+1分の決定機を外すなど好調そのままにゴールとはならず。
 
交代出場
MF
39 矢島慎也 6(72分IN)
柏木との交代で72分からプレー。攻勢を強める広島に対して全体が受けに回る時間帯が多く、良さを発揮するシーンは少なかった。
 
FW
21 ズラタン -(81分IN)
持ち前の献身性を十二分に発揮する。決してサボらずにボールホルダーへと寄せ続けて、また相手のパワープレーには高さで対抗した。
 
MF
7梅崎 司 -(87分IN)
ゲームをクローズする役目を担って、87分から興梠に代わってプレーした。短時間、そして広島が高さを生かす選択をしたことで見せ場はなし。
 
監督
堀 孝史 6.5
手放しで褒められるゲーム内容ではないが、勝利という結果は称賛したい。苦戦気味だった前半からハーフタイムでの堅実な修正も、その手腕の確かさと言える。
 
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。