台中市政府提供

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(台中 29日 中央社)映像や漫画産業の発展推進に注力する中部・台中市の林佳龍市長は28日、文化部(文化省)の鄭麗君部長(大臣)と同市内に建設される「国家漫画博物館」における協力に向けた覚書を交わした。同部は同博物館建設に11億5000万台湾元(約43 億7200万円)を投じる方針。

台湾で初となる国家漫画博物館は同市で再開発が進められている水ナン経貿園区(旧水ナン空港跡地)に建設予定の「中台湾電影中心(映画センター)」内に設けられる。来年着工し、2020年の完成を目指す。(ナン=さんずいに南)

林市長によれば、同市では他にも映像撮影や製作のための設備が整った「中台湾影視基地」の建設や国際アニメーションフェスティバルの開催など、ざまざまな取り組みが進められている。

鄭部長は就任以来、台湾人は日本の漫画しか読まないのではないか、台湾に漫画の歴史はあるのかといった質問を度々耳にしてきたと話し、台湾に漫画博物館ができ、国内外の人々に台湾の豊かな漫画史が紹介できたらどんなに良いだろうかと語った。

鄭部長によれば、政府主導で進められている大規模なインフラ整備計画でもACG(アニメ・漫画・ゲーム)産業の振興計画が提案されており、国が特別予算を投じて漫画産業を支援する初めての例になるという。

(蘇木春/編集:楊千慧)