J1“ラスト3”の攻防 次節にも鹿島の「連覇」、大宮&新潟の「J2降格」決定の可能性

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第31節で首位鹿島が札幌に勝利、2位川崎が柏に引き分け、勝ち点差が「4」に開く

 J1リーグは29日の第31節を終え、次節で優勝争いに決着がつく可能性が生まれた。

 首位の鹿島アントラーズが勝利し、2位の川崎フロンターレが引き分けたことにより、3試合を残して勝ち点差が「4」に開いた。

 まず、第31節の全9試合の結果は以下の通りだ。

新潟 1-0 鳥栖
磐田 2-1 横浜FM
G大阪 1-1 仙台
C大阪 2-1 大宮
甲府 2-3 神戸
札幌 1-2 鹿島
広島 0-1 浦和
柏 2-2 川崎
FC東京 0-0 清水

 13位コンサドーレ札幌とのアウェーゲームに臨んだ鹿島は、先制後に一度は追いつかれたものの、突き放す勝負強さを見せて勝利した。一方の川崎は、台風22号の接近により水浸しになったピッチコンディションの柏レイソル戦で、2点ビハインドから追いつく粘りを見せたものの、勝ち点1を上積みするに止まった。

 これにより鹿島は勝ち点67、川崎が同63となった。鹿島は次節でホームに浦和レッズを迎えるが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝を浦和が戦う関係で、11月5日に前倒し開催となる。そこで鹿島が勝利し、11月18日のゲームで川崎がガンバ大阪に敗れると、残り2試合で勝ち点差が「7」に広がり、鹿島の優勝が決まる。また、勝ち点57の3位セレッソ大阪は鹿島との差が現時点で「10」に開いており、優勝の可能性は消滅している。

新潟勝利で望みつなぐも、崖っぷちの状況

 また、残留争いは最下位のアルビレックス新潟が勝利して勝ち点19とした一方で、15位ヴァンフォーレ甲府(28)、16位サンフレッチェ広島(27)、17位大宮アルディージャ(24)が揃って敗戦。新潟は奇跡の残留へわずかながらの可能性を残し、混戦状態が続く結果になった。

 14位の清水エスパルスは、FC東京との引き分けで勝ち点を31とした。札幌は敗戦により勝ち点34から伸ばせず、残留争いからの脱出に失敗。降格圏の16位広島から勝ち点差「10」以上とした12位ベガルタ仙台までのJ1残留が、今節終了時点で決定。J2降格は6チームの争いに絞られ、次節の結果次第で15位との勝ち点差が「7」以上となれば、17位大宮、18位新潟の降格が決まる。

 約8カ月間を戦ってきたJ1も、いよいよクライマックスを迎える。次節にも鹿島の優勝が決まる状況になったが、最後に待ち受けるドラマは果たしてどのようなものになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images