プラスサイズモデルの躍進など、徐々に変わりつつあるファッション業界。より多様性への理解関心が強まっている中、今回は生まれつき右ひじ下がなくてもモデルとして大活躍している女性ご紹介! 彼女のパワフルな生き様に勇気づけられる人は少なくないはず。

彼女の名前は、シャホリー・エアーズ。ハワイ在住の彼女は何度も挫折を経験しながらも、自力でクライアントとの契約を取り付け、NYFW(ニューヨーク・ファッションウィーク)ではすでに6シーズンにわたり起用されてきた、まさに開拓の人。

そんな彼女が先週「Megyn Kelly Today」という番組に登場し、その半生について明かしたことで改めで話題に。

「私には、生まれつき右腕のひじ下がありません。子どもの頃は他人と違うことに自信を持てませんでした」

小学校3年生くらいから暴力的なイジメに遭い続けた彼女は、ハワイへ移住。そこでモデルを志し、契約してくれる事務所を探しまわったそう。ところが、まともに取り合ってくれるところは見つからず。

「『右腕がないんだから、モデルなんて無理よ』って言われたこともありました。私が『義手もあるし、別に腕を写さなくてもいいわ』と伝えても、聞き入れてくれませんでした」

そんな挫折を味わいながらも夢へ向かって頑張れたのは、過去にあったこんな出来事を思い出したのがキッカケ。

「学生時代にバスケットボールを習っていた頃、最初コーチに『どうやって教えればいいのか分からないけど、トライしてみるといいよ』って言われたの。だから、モデルも同じなのかも…って」

それからの彼女は、ハワイでフォトグラファーたちと交流を持ち、ポートフォリオを作り、エージェントを持たずに、直接ブティックや雑誌で仕事を獲得するまでに! そして2015年、ついに「Nordstrom」という百貨店の広告と、ファッションウィークに起用されニューヨークへ。

転機となった「Nordstrom」の広告。

ランウェイでの活躍が評価され、それからすっかりファッションウィークの常連に。今年9月にも大活躍!

シャホリー・エアーズ
シャホリー・エアーズ
シャホリー・エアーズ

そして、「私にとって、この腕は名誉の印」だと語るシャホリー。

「この腕は私に強さを与えてくれたし、私自身でいることに幸せをもたらしてくれたの」

また、いじめっ子やネットで批判をする人に対するメッセージは…。

シャホリー・エアーズ
「べ〜」と言って、いたずらに笑う彼女。

そんなシャホリーが、世の中の人々にアドバイスとして伝えたいのは、「進み続けて、好きなことをやり続けて」ということ。「本当に好きなことなら、絶対にそこに辿りつけるから」。