MF中村俊輔が古巣戦でキャプテンマークを巻いた

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[10.29 J1第31節 磐田2-1横浜FM エコパ]

 6位ジュビロ磐田と3位横浜F・マリノスの“第3ラウンド”は2-1で磐田が逆転勝ち。6試合負けなし(3勝3分)とした。一方の横浜FMは4試合ぶりの黒星を喫した。

 今季はここまで4月8日のリーグ戦(2-1)、今月25日の天皇杯(1-0)と2度対戦しており、いずれも横浜FMが勝利している。3度目のこの試合に向けて、天皇杯からスタメン6人を入れ替え、3連敗を避けたい磐田は、古巣対決となるMF中村俊輔に今季初のゲームキャプテンを託した。

 横浜FMは前半3分、PA右でパスを受けたMF天野純が絶妙なクロスを上げ、FW伊藤翔が決定的なヘディングシュートも決めきれず。磐田は25分、ゴール正面の絶好の位置でFKを獲得。中村が左足で直接狙ったがシュートは曲がり切らず、ゴール左に外れた。

 両クラブのレフティーが魅せた中、試合が動いたのは前半28分だった。MF遠藤渓太がDF森下俊に倒されてPKを獲得。キッカーの伊藤がゴール左に蹴り込んだシュートはGKカミンスキーに止められたが、こぼれ球を伊藤自ら押し込み、横浜FMが先制に成功した。

 だが、磐田が前半のうちに追いつく。40分、右サイドからDF櫻内渚が上げたクロスをペナルティーアーク内でFW川又堅碁が足もとにおさめ、強引な反転から左足を振り抜く。これが相手DFに当たってコースがかわり、ゴール右隅に吸い込まれ、試合を振り出しに戻した。

 後半の立ち上がりから磐田が攻勢に出ると、4分にボール奪取からMF川辺駿がドリブルシュート。6分には、PA右手前で獲得したFKから中村が壁の下を抜くシュートを放ったが、惜しくも右ポストに嫌われた。

 前へ前へという姿勢が実ったのは後半20分だ。磐田はバックパスに川又がプレッシャーをかけ、GK飯倉大樹のコントロールミスを誘発。これを見逃さなかったMFアダイウトンがボールを奪ってPA左から中央へ送り、川又が無人のゴールに流し込み、2-1と逆転した。

 なおも攻め込む磐田は後半22分、左サイドでFKを獲得。キッカーの中村が中央にクロスを入れるかと思われたが、壁の左を通して直接ニアを狙う。意表を突いたシュートとなったが、惜しくも左ポストを叩き、中村は古巣から得点を奪うことができなかった。

 雨がさらに激しくなり、ピッチの至るところでボールが止まってしまう状況に。この中でもまずは同点を目指す横浜FMは、後半33分にFW富樫敬真とMFイッペイ・シノヅカを投入。37分にはDF栗原勇蔵を入れたが、劣悪なピッチの状況に思うように攻め込むことができず、守備の時間が続いた。

 終盤はパス、ドリブルも難しい状況で“サッカー”とはならず、そのままタイムアップ。大雨の一戦を2-1で磐田が制した。


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