“勝利した”新潟、残留へ望みつなぐ 15位甲府、16位広島が敗れ降格決定は次節持ち越し

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鳥栖戦で意地の勝利 16時キックオフの2試合で甲府、広島がともに敗戦

 J1最下位のアルビレックス新潟は、今節にもJ2降格が決まる危機に陥っていたが、次節以降に持ち越しとなった。

 J1リーグは29日に第31節を開催。新潟は本拠地でサガン鳥栖を1-0で下して望みをつなぎ、その2時間後にキックオフとなった試合で15位ヴァンフォーレ甲府がヴィッセル神戸に2-3で敗戦、16位サンフレッチェ広島も浦和レッズに0-1と敗れて勝ち点を上積みできなかったため、降格決定は次節以降に持ち越しとなった。

 新潟は鳥栖戦、後半10分にMF小泉慶のミドルシュートで先制。その後は、鳥栖の猛攻に遭ったが、キャプテンのDF大野和成、守護神・大谷幸輝を中心に体を張って必死に守り抜き、1-0で勝利。勝ち点を19に伸ばし、残留に望みをつないだ。

 15位の甲府が引き分け以上なら、新潟の2003年以来のJ2降格が決まるなか、神戸をホームに迎えた甲府は前半18分、FWリンスの一撃で先手を奪うも、同33分に神戸のFWハーフナー・マイクの豪快なヘディングシュートが決まり、同点で前半を折り返す。後半も早々に試合が動き、甲府がMF高野遼のJ1初ゴールで再びリードを奪うも、その3分後に神戸が途中出場のFW大槻周平がゴールネットを揺らして試合は振り出しに。その後、一進一退の攻防が続いたが後半41分、再びハーフナーがゴールを奪い2-3と痛恨の敗戦を喫した。

 また同時刻にキックオフされた16位広島と浦和の一戦も、広島が勝てば新潟のJ2降格が決まったが、浦和のMF長澤和輝にゴールを許して0-1と敗戦。勝ち点を伸ばせなかった。この結果、勝ち点19の18位新潟と残留圏内の15位甲府の勝ち点差が「9」に縮まり、残り3節を残して依然として厳しい状況は続くものの、首の皮一枚つながった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images