決勝点を奪ったアルビレックス新潟のMF小泉慶(8)

写真拡大

[10.29 J1第31節 新潟1-0鳥栖 デンカS]

 J1は29日に第31節を開催し、デンカビッグスワンスタジアムでは勝たなければ04年のJ1昇格後初となるJ2降格が決まるアルビレックス新潟とサガン鳥栖が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半10分にMF小泉慶の得点で先制した新潟が逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。勝ち点3を上積みしたものの、今節の降格回避は他会場の結果に委ねられることになった。

 ホームの新潟は前節磐田戦(△2-2)から先発2人を入れ替え、MF山崎亮平、DF大野和成らを先発起用。一方、アウェーの鳥栖は前節神戸戦(○2-1)から先発2人を入れ替え、FW豊田陽平、今季初先発初出場となるルーキーのMF石川啓人らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤から主導権を握って試合を進めるのはホームの新潟。前半11分には小泉のパスから右サイドを抜け出したFWホニが鋭いグラウンダーのクロスを送るも、ゴール前に飛び込んだFW河田篤秀にはわずかに合わず。さらに同13分、DF堀米悠斗のスルーパスでMF小川佳純がPA内に進入したが、シュートをジャストミートさせることはできなかった。

 一方の鳥栖は前半18分、後方からのロングボールでFW田川亨介がPA内に走り込むも、左足から放ったシュートは追走した大野のブロックに遭ってネットを揺らすには至らず。

 その後は新潟がフィニッシュまで持ち込む場面を創出する。前半25分にFKの好機を得ると、小川が蹴り出したボールをホニがヘディングでジャストミートさせるが、GK権田修一に横っ飛びで阻まれてしまう。さらに同30分には左サイドでボールを受けた河田が切れ込んで右足シュート、同38分にはMF加藤大がミドルシュートを枠内に飛ばすも、ともに権田にストップされてしまった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、同6分に新潟にビッグチャンスが訪れる。右サイドからホニが送ったクロスのこぼれ球に反応した小泉がフリーで右足を強振。しかし、DFキム・ミンヒョクの体を投げ出したブロックに阻まれてしまい、先制点を奪うことができない。しかし、後半10分に新潟が先制点を奪取する。CKのこぼれ球を拾った小泉に再びシュートチャンスが巡ってくると、右足から放たれたシュートがネットに突き刺さり、スコアを1-0とした。

 後半18分には新潟に追加点のチャンスが訪れるが、ドリブルで運んだホニのシュートは権田にストップされ、こぼれ球をホニが拾って右サイドから送ったクロスに河田が飛び込むも、シュートはライン上のキム・ミンヒョクにクリアされてしまった。

 すると1点のビハインドを負う鳥栖が圧力を強めて押し込む時間帯が続く。後半39分には浮き球から裏に抜け出した田川がGK大谷幸輝と1対1を迎えるがシュートをストップされ、こぼれ球を池田自らが拾うもシュートはカバーに入ったDFソン・ジュフンにブロックされた。さらに同41分にもPA内に入り込んだFW池田圭が決定機を迎えたが、距離を詰めた大谷に阻まれて同点ゴールを奪うには至らず。体を張った守備で1点を守り抜いた新潟が1-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!

●2017シーズンJリーグ特集ページ

●[J1]第31節 スコア速報