連続テレビ小説「わろてんか」は、10月30日(月)より第5週に突入する/(C)NHK

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10月2日にスタートし、第4週までの放送を終えた連続テレビ小説「わろてんか」(毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。

【写真を見る】高橋一生、濱田岳、そして松坂桃李…ヒロインを取り囲む男たちの動向に注目/(C)NHK

これまで、京都の老舗(しにせ)薬種問屋に生まれたヒロイン・てん(葵わかな)が、実家を捨てて藤吉(松坂桃李)と駆け落ちをするも、“いけず”な姑(しゅうとめ)を前に大苦戦し…という展開が描かれてきた。

「“笑い”がテーマの朝ドラ」というイメージが強かったために、「思っていたほど、笑えない…」という声も聞かれる本作。だが、「ヒロインが日本中に“笑い”を届けるべく、奮闘する物語」というだけで、作品自体が“コメディーもの”ではないのだから、当たり前といえば当たり前なのだろう。

制作統括の後藤高久氏はこの点について、「『わろてんか』は演芸のドラマではないです」とキッパリ。

「こういう家族いるな、こういう人たちいるなというところから始まって、けんかして泣くこともありながら最後には笑うという、そういうホームドラマを目指しています。ずっと笑っていたら笑いの閾値(いきち)が上がって苦しいですから、笑ったら泣いて、泣いたら笑ってというのを繰り返していくんです」。

脚本を務める吉田智子氏も、「このドラマの物語を通して見た時には、『笑い』の歴史や、そこに関わる人たちの面白さが魅力だと思いますが、前半は、やはり『家族の愛情』と、てんと藤吉の恋愛模様が見どころだと思います」と話す。

吉田氏は、松嶋菜々子と福山雅治のダブル主演による「美女か野獣」(2003年、フジ系)を手掛けた脚本家。近年では「僕等がいた」(2012年)や「ホットロード」(2014年)、「アオハライド」(2014年)、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016年)、「君の膵臓をたべたい」(2017年)といった、青春恋愛映画に多く携わっている。

「わろてんか」でも、「ロミオとジュリエット」さながらの恋愛を繰り広げたてんと藤吉の周りには、絶対的な“王子様”の伊能(高橋一生)と、ヒロインをいちずに思い続ける幼なじみの風太(濱田岳)という、いわば「完璧」な布陣が。

ヒロインの満開の笑顔を見ながら、さまざまな恋模様に“キュンキュン”するのが、本作の一番の醍醐味(だいごみ)なのだろう。