眠いときやふとした違和感を覚えるとき、目をこすってしまうクセはありませんか?ゴシゴシと指で目をこすることで、実は多くのリスクが発生しているのです。下手をすれば深刻な眼病を引き起こすことも…。この記事では、目をこすることで起きるリスクについて見ていきます。

網膜剥離になるおそれがある

網膜剥離とは、眼球の内側にある「網膜」という器官が剥がれてしまう病気のことを言います。網膜が剥がれてしまうと視界が欠損してしまい、どんどん視力が弱っていってしまうのです。初期段階では視界がぼやけたり飛蚊症のような症状が見られます。さらに網膜剥離が進行すると、最悪の場合失明に陥ることも。網膜剥離は外からの刺激やダメージで発症します。「目をこする」というのは弱い刺激ながら、人のクセになれば1日に何百回と繰り返される行為です。その弱い刺激が積み重なることにより、目をこするだけで網膜剥離を起こすリスクが高まってしまうのです。網膜のような視神経は一度失われれば二度と再生することはできません。なるべく目をこする回数を減らして、網膜が剥がれるのを防ぎましょう。

まぶたが腫れて目が重たくなる

本来ならパッチリとした目の大きさを持っているはずなのに、まぶたが重たいせいで眠たそうな印象を与える顔の人がいます。まぶたが腫れて重たくなっているのは、目をこするクセが関係しています。目をこするとまぶたが摩擦され、むくみが生じてまぶたが腫れてしまうのです。目をこするクセをやめるだけでも、まぶたが持ち上がって目がパッチリと開き、顔の印象が大きくかわりますよ。

結膜浮腫で白目がブヨブヨになる

目をこすってしまうと、白目を覆っている結膜の下に水が溜まった「結膜浮腫」と呼ばれる状態になるリスクが高まります。見た目には白目がゼリーのように、ブヨブヨの水ぶくれ状態になっているのがわかります。目をこすることで眼球に刺激が加われば、白目に水分が溜まってむくみが生じます。このむくみが結膜浮腫となるのです。結膜浮腫は刺激を与えずにそっとしておけば自然と治ります。ですが目をこするクセが治らずに刺激を与え続けると、白目のむくみがどんどん広くなって黒目の周りから白目が飛び出したような状態になることも。最悪、まぶたを閉じられなくなってしまいます。


writer:さじや