27日、高高度防衛ミサイル(THAAD)の在韓米軍配備で中韓関係がぎくしゃくする中、北京の韓国大使館が開催した行事に今年は中国の高官が出席したことが注目を集めている。資料写真。

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2017年10月27日、韓国・聯合ニュースによると、高高度防衛ミサイル(THAAD)の在韓米軍配備で韓中関係がぎくしゃくする中、中国・北京の韓国大使館が開催した建国記念のレセプションに中国外交部の陳暁東(チェン・シャオドン)部長助理(次官補)が出席し注目が集まっている。

記事によると、北京の韓国大使館は27日、10月3日の韓国の建国記念日である「開天節」と10月1日の「国軍の日」を記念する17年度のレセプションを開催した。中国からは政治、経済、文化、学術分野の関係者1500人余りが参加した。昨年のレセプションには、THAADをめぐる対立により、中国側主賓は参加しなかった。だが今年は陳次官補が出席したことで、両国間の関係改善に向けた積極的な信号として解釈されるとの見方が出ているという。

記事によると、新任の韓国の盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中国大使は祝辞で「韓中両国は1992年の国交正常化以降、飛躍的な発展を遂げてきた」とした上で、「最近、いくつかの困難に直面しているが、両国は切っても切れない関係にある」と強調。「両国は互いに理解し、協力することで、いくつかの意見の相違も賢く乗り越えていくことができると確信している」「両国首脳が7月にドイツで合意した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪中が早期に行われ、戦略的パートナーシップが一層充実するきっかけになることを期待している」などと述べた。

これに対して陳次官補は、中国は「親・誠・恵・容」の原則に基づいて周辺国との関係を深め、より緊密な共同体を作っていくと強調。中韓関係について「現在、いくつかの困難に直面しているが、こうした困難は、双方が相互の核心的利益と重大な関心事を理解して配慮しさえすれば克服できる」とし「中韓関係が正しい軌道に戻ることは、両国国民の利益と北東アジア地域の平和に役立つ」と述べたという。(翻訳・編集/柳川)