仏領ギアナの首都カイエンヌのクリークで、住民との写真撮影でポーズを取るエマニュエル・マクロン仏大統領(2017年10月27日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が27日、訪問先の南米仏領ギアナ(French Guiana)で大麻のにおいに気付き、「嗅覚はまだあるよ」と冗談を飛ばす一幕があった。

 この日の夜、マクロン氏が政庁所在地カイエンヌ(Cayenne)の古い港町クリーク(Crique)で地元住民らとポーズをとって写真撮影に応じた際に「この中にたばこ以外のものも吸っている人がいるね」と話すと笑い声が上がった。フェイスブック(Facebook)の公式ページに投稿された動画では、マクロン大統領が「学校の勉強には役立たないよ」と話しているのが聞こえる。

 仏領ギアナはブラジル北部と国境を接する低所得地域で、約半年前には治安問題や失業問題に関する抗議デモが相次いでいた。

 マクロン大統領は28日に48時間の訪問日程を終了したが、訪問日程が始まった際にもデモがあり、同大統領は自身が地域に恩恵をもたらす「ファーザー・クリスマス(サンタクロース)ではない」などと発言した。

 仏領ギアナの住民には、フランス政府から無視されているとの感覚がある。失業率は23%と高く、大勢の不法移民の流入や穴の開いた道路、本土と比較して整備が遅れている公共インフラが問題となっている。
【翻訳編集】AFPBB News