先日、東京・新宿区内でおこなわれた『アニメフィルムフェスティバル東京2017』。その開会式には、アニソンのレジェンド・水木一郎(69)の姿があった。中川翔子や井上あずみ、吉岡茉祐とまざり、同フェスの魅力を発信。報道陣による撮影では快く「ゼーーーット!」と決めポーズを見せていた。業界内外で兄貴と慕われる水木の人柄の一端がうかがえた。

 『アニメフィルムフェスティバル東京2017』はアニメフィルムフェスティバル東京実行委員会が主催し、今月半ばに開催されたアニメフェス。東京・新宿区内の映画館で最新作や名作のイベント上映がおこなわれたほか、アニソンライブやコラボイベントなどが催された。

 同フェスの公式ソング「翼を持つ者〜Not an angel Just a dreamer〜」を、総勢23組のアーティストが歌唱。その中から代表して中川翔子、水木一郎、井上あずみ、吉岡茉祐と、楽曲の制作総指揮と作曲を担当した田中公平氏がこの日の開会式に出席した。

 水木はこの会見で、同曲への想いを「作詞も良し、曲も良し、という事でとても気持ち良いです。日本の隅から隅まで、そして海外まで届けばいいなと思っています」と国境を越えて広がってほしいと話した。

 水木とレコーディングを共にした中川は「後輩の事を見守るように私の歌を『もっと! もっと! こんな風に! もっとだZ!』と優しく愛のムチでディレクションをして下さいました」と感動した様子を明かしており、後輩思いの水木の姿が伺えられた。

 開会式後のフォトッセッション時、報道陣からカメラが向けられるなか、一人ひとりに向かって「ゼーーーット!」と決めポーズをとっていた。額に汗を流し、最後の方には息を切らせながらも丁寧に。

 そのサービス精神に中川翔子も「この後、ライブなのに、本当にお元気で素晴らしいです!」と敬意を示していた。

 開会式後の囲み取材で水木は、テレビ局の音声マイクに向かって「マイクテストマイクテスト」と声を入れたり、自分が立っている床の軋む音がマイクに影響はないかなど、音声や記者、カメラマンに気配りをするといった一面が見えた。

 人一倍相手を思いやる心と情熱的で男らしい水木は、とても人情溢れるアニソンシンガーだと感じた。【橋本美波】