元気な毎日を送るためには健康であることが必要条件となります。そのため毎日の栄養バランスに気を配る人が増えています。いろいろな健康食品が取り上げられる中、乳幼児の完全栄養食「粉ミルク」に注目が集まっています。大人だって体に良い粉ミルクを摂りたい、そんな消費者の要望に応え各社から登場し始めているのが「大人のための粉ミルク」です。

粉ミルクが気になる人が急増中

粉ミルクは本来、乳幼児が飲むという前提のもと作られていますが、最近大人の間で粉ミルクの人気が高まってきているそうです。乳幼児は粉ミルクを飲んで、すくすくと健康に育っていく。そんなイメージから粉ミルクは栄養価が高く、また乳幼児が飲むものだから安全性が高いと考える人が多いようです。数年前より乳製品メーカーには粉ミルクに関する問い合わせが増えており「大人が乳幼児用の粉ミルクを飲んでも大丈夫なのか」また「大人用の粉ミルクは存在するのか」などといった声が多いそう。こうした消費者の声に応え、乳製品メーカーなどから登場し始めているのが、大人の健康を考えて作られた、大人のための粉ミルクです。

大人に乳幼児用粉ミルクがおすすめできない理由

健康に良さそうという理由で、乳幼児用粉ミルクを飲んでいるという大人の方も少なくないそうです。しかし大人が乳幼児用粉ミルクを摂取することは、必ずしも健康に良いとはいえないとのこと。なぜなら乳幼児用粉ミルクは、乳幼児の成長のためにカロリーと脂肪分を高めにしてあるため、大人にとっては栄養分の摂り過ぎとなることもあるからです。
今多くの大人、特にシニア世代が願う健康とは、健康寿命を延ばして生活の質を上げ、いつまでも自分の足で動いて活動的にいられることです。そのためには、乳幼児とは異なる、成長を終えた成人専用の栄養プログラムが必要となります。大人に欠けやすい栄養素にはビタミンやミネラル(ミネラルの概要)などがあり、これらを補うことにより、大人によくある健康上の悩み「疲れやすい」「食が細くなり栄養バランスが崩れやすい」「便秘気味」「骨粗しょう症が気になる」などを改善していくことができます。各社より発売されている大人のための粉ミルクは、こうした大人の健康を考慮してあるのが特徴であり、乳児用粉ミルクとは異なるものなのです。

各社から登場している「大人のための粉ミルク」

最初に大人用粉ミルクが発売されたのは2014年、救心製薬の「大人の粉ミルク」です。骨の健康が気になる方におすすめであり、大人に不足しがちな栄養素が配合されており、丈夫な骨や筋肉が作られやすくなります。葉酸(葉酸の概要)やコラーゲン、ビタミンDなども含み、また乳糖をできるだけ除去しカゼインを含んでいないため、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする、あるいは牛乳アレルギーが気になる方にも最適です。

2016年に森永乳業から発売された「ミルク生活」も大人のための粉ミルクです。ビフィズス菌BB536やラクトフェリン、シールド乳酸菌、カルシウム、中鎖脂肪酸」「鉄」の主な6つの成分が配合されています。2017年には雪印ビーンスタークから「プラチナミルク」が登場しています。11種類のビタミンと8種類のミネラル、DHA、たんぱく質がバランスよく配合されています。

粉ミルクはそのまま飲むだけではなく、コーヒーに入れたり料理に使ったりとその活用法はざまざまです。もともと粉ミルクは、多くの人に体に良いイメージが持たれており、「大人のための粉ミルク」は健康志向である大人に受け入れられ大好評だそうです。気になる方は一度チェックしてみてくださいね。


writer:Akina