デル ポトロが準決勝進出。ATPファイナルズ出場権について「どんどん近づいていることはわかっている」[スイス・インドア]

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「スイス・インドア」(10月23日〜10月29日/スイス・バーゼル/室内ハードコート)で、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は10月27日、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)との準々決勝を戦い、6-2、2-6、6-4で勝利した。

デル ポトロは「ATPファイナルズ」出場へ向け勢いづいている。「ストックホルム・オープン」で自身20個目のタイトルを獲得後の翌週には、「スイス・インドア」でも準決勝に進出した。

デル ポトロは現在、「ATPファイナルズ」出場の最後の枠を握っているレース・トゥ・ロンドンで9位のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を310ポイント下回っている。カレーニョ ブスタの他、11位のサム・クエリー(アメリカ)と12位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)は今週の大会ですでに敗退しており、来週の「BNPパリバ・マスターズ」に備えている状況だ。ロンドンで11月12日から19日に開催される「ATPファイナルズ」の残る2つの出場枠を誰が勝ち取るかは、まだわからない。

「本当に難しい試合だった。バウティスタが、信じられないようなショットを試合全体で何本も決めた」とデル ポトロが試合後に語ったとATP公式サイトが報じている。「僕達はすばらしいレベルで戦って、僕が勝ち残った。ロンドンの大会に出場するチャンスはまだある。出場にどんどん近づいていることはわかっているけれど、こことパリで勝ち続ける必要がある。出場するかどうかはその時にわかるよ」と続けた。

第4シードで2012年と2013年の「スイス・インドア」覇者であるデル ポトロは、バウティスタ アグート相手に第3セット4-4の場面でひたすら動き、3回目のチャンスでようやくブレークを決めた。その後、サービングフォーザマッチを決めて第3セット唯一のブレークをセーブし勝利。これで2人の対戦成績は、デル ポトロの3勝1敗となった。

「ATPファイナルズ」の開催地がロンドンに移った2009年に、デル ポトロがロジャー・フェデラー(スイス)、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)、ロビン・ソダーリング(スウェーデン)を破って決勝まで進出した時の記憶は強烈だとATP公式サイトはつづっている。

デル ポトロは「スイス・インドア」準決勝で、マリン・チリッチ(クロアチア)と対戦する予定だ。チリッチはすでに「ATPファイナルズ」の出場を決めているため、もしデル ポトロが出場枠を掴むことになれば、来月には早くも再戦となるかもしれない。「ATPファイナルズ」の前哨戦としての見方もしつつ観戦すると、より面白いだろう。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「スイス・インドア」で準決勝へ進出したデル ポトロ
(Photo by David Emm/Action Plus via Getty Images)