三菱自動車、2019年までに6車種の新型モデルと5車種の改良した既存モデルを投入すると発表

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三菱自動車は、販売台数、売上高および営業利益の増加に向けた、3ヵ年の中期経営計画「DRIVE FOR GROWTH」を発表した。2019年の年間販売台数と年間売上高を2016年度比30%増加させ、全世界で130万台の売り上げを目指す。営業利益率は2016年の0.3%から6%に引き上げる予定だ。そのために、6,000億円以上の設備投資と研究開発費を投じる。これを達成するために三菱は、開発費と製造コストを削減し、既存のマーケットに注力する必要がある。そうは言っても、顧客とエンスージアストたちが最も関心を持っているのは、拡大される商品ラインアップだろう。
三菱はプレスリリースで、3年の計画期間中に11モデルを投入すると述べている。そのうち、6車種が新型モデルで、5車種はアップデートや改良が施された既存モデルだという。新型モデルのうちの2車種は既に発表されている。今年3月のジュネーブ・モーターショーでデビューしたコンパクトSUV「エクリプス クロス(上の画像)」と、8月のインドネシア国際オートショーに出展された小型クロスオーバーMPVの「エクスパンダー」だ(下の画像)。



新型車を含むモデルの刷新は、古くなりつつある「アウトランダー」と安価な「ミラージュ」の2車種しか展開されていない北米においては特に、三菱車を扱うディーラーにとって吉報だろう。しかし、同社はSUVやピックアップトラックを強化していくと述べているため、三菱の乗用車ファンにとって期待値はそれほど高くないかもしれない。プレスリリースでも、販売台数の70%を占めるのは、全部で5車種のSUV、4WDおよびプラグイン・ハイブリッド車になる予定と明記されている。

残りの新型モデル4車種を希望も込めて予想するならば、少なくとも1車種はフルサイズのクロスオーバーになるだろう。オフロード走破性を追求したSUV「パジェロ」と同サイズのモデルが好ましい。フォルクスワーゲンやスバルなど他の自動車メーカーが、それぞれ「アトラス」や「ASCENT(アセント)」を導入することを考えれば納得いただけるはずだ。

他の3車種は予想するのが難しい。次期型でアウトランダーは大型化し、「RVR(アウトランダー スポーツ)」は小さくなる見込みなので、その間に位置するミッドサイズのクロスオーバーを投入することは考えられる。さらにミラージュをベースにした小型のクロスオーバー風モデルもあるかもしれない。これらに、先に予想したフルサイズ・クロスオーバーを加えれば、三菱のクロスオーバー車フルラインアップが完成する。いずれによせ、新たに登場するモデルは乗用車に近いスポーティなクロスオーバーになる可能性が高い。三菱の最新電動化技術も採用されるだろう。そして残りの1台は、日本市場専用の軽自動車か、あるいは東南アジアや中国向けの装備を削った低コスト車になることが考えられる。

By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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