イラク北部キルクークにあるバイハッサン油田のパイプライン(2017年10月19日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イラク南部の巨大油田、ルマイラ(Rumaila)油田からの原油の密輸に使用されていた地下パイプラインを現地警察が発見した。

 治安筋は27日、「ルマイラ地区でパイプラインの本管から原油を引き出すパイプラインが見つかった」ことを明らかにした。「地下に埋設されたパイプラインは300メートルにわたって延びており、バルブを備え、密輸に使われていた」という。

 イラク南部の原油施設の警備を担当する警察部隊を率いるアリ・マヤヒ(Ali al-Mayahi)司令官は、10キロほどにわたるルマイラ油田のパイプラインの本管沿いで、同様の密輸用パイプラインが少なくとも11本見つかっていると述べた。

 イラクの油田とトルコのジェイハン(Ceyhan)港を結ぶ戦略的な石油輸出パイプライン沿いでは今月16日以来、イラク軍とクルド人勢力が対峙している。

 イラク政府軍は今月、北部キルクーク(Kirkuk)州の大油田をクルド人勢力から奪還した。クルド人勢力は撤退前に原油の汲み上げを止めており、いまだに生産はほぼ停止している。
【翻訳編集】AFPBB News