第1シードのズベレフが敗れる波乱、第8シードのツォンガが準決勝進出へ。[エルステ・バンク・オープン]

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ATP公式サイトは現在開催中の「エルステ・バンク・オープン」の準々決勝で、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)がアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を圧倒して「ATPファイナルズ」への可能性を広げた、と報じている。

ツォンガは、「ATPファイナルズ」への出場権をみすみす逃すつもりは全くない。
開催中の「エルステ・バンク・オープン」の、この日注目の1戦で、ツォンガが第1シードのズベレフを7-6(6)、6-2で圧倒し、佳境を迎えた「ATPファイナルズ」出場権を懸けた争いで望みを広げた。

ツォンガは2190ポイントでレース・トゥ・ロンドンでランキング15位であり、「エルステ・バンク・オープン」で勝ち残っている唯一のシード選手となっている。彼が(ロッテルダム、リヨン、マルセイユ、アントワープに次ぐ)今シーズン5つ目のタイトルを獲得すれば、2510ポイントとなり、現在「ATPファイナルズ」への出場圏内のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)まで僅か95ポイント差となる。

ツォンガは2011年に「エルステ・バンク・オープン」を制しているが、27日の試合を迎えた時点でのズベレフとの対戦成績は1-1のタイで、いずれの試合も第3セットにもつれこんでいた。だが、今回の試合では、すでに「ATPファイナルズ」への出場を決めているズベレフを相手に、活路を見出し、ベストのテニスを展開して、試合を制した。

第1セットはズベレフが3-0とリードして抜け出し、迎えたツォンガのサービスゲームでも、30-30としてダブルブレークアップのリードに手をかけた。だが、ツォンガがここからもり返し、若いズベレフに得意なプレーをさせなかった。ズベレフはタイブレークを落としたものの、すぐに立ち直り、第2セットの第1ゲームをブレークした。だが、ツォンガはズベレフをブレークして重要な勝利を手に入れた。

また、シード選手はトーナメントを勝ち進むのが通常であるが、第8シードのツォンガは唯一勝ち残っているシード選手となった。
次の試合ではディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を7-5、7-6(6)で下し、今シーズン4回目の準決勝進出となったフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。コールシュライバーは、第1セット終盤にブレークを許し、1ブレークダウンとなり、シュワルツマンが5-3でリードしてサービスゲームを迎えた。だが、ここからコールシュライバーがもり返して4ゲームを連取して第1セットをものにした。その後、第2セットのタイブレークで3度目のマッチポイントを制したコールシュライバーが今年2つ目のタイトルへ、また1つ駒を進めた。
過去の対戦成績では、ツォンガが10勝1敗とリードしている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は第1シードを破り、「エルステ・バンク・オープン」残り一人のシード選手となったツォンガ(「デビス・カップ」のもの)
(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)