キューバの首都ハバナにある米国大使館(2017年9月29日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】キューバは26日、同国に駐在する米国の外交官らが音響兵器による攻撃を受けたとされる問題で、米国が調査を妨害していると非難した。キューバは、被害者との接触や医療記録の確認を米国側に拒否されていると主張している。

 昨年から少なくとも今年8月まで続いた、音響兵器によるものとみられる攻撃で体調不良となっている在ハバナ(Havana)米大使館の職員は少なくとも24人に上っている。

 米国は、一連の攻撃についてキューバを名指しで非難しているわけではないが、キューバには自国内での他国の外交官の安全を確保する責任があると主張し、攻撃には秘密の音響装置が使われた可能性があるとしている。

 キューバ内務省の高官は国営テレビで、「米当局は、事件を調査する責任はキューバにあると述べながら、被害を受けた国としての役割を果たしていない」と述べ、さらに、キューバの捜査当局は専門家や目撃者、被害者と話をする機会を与えられていないと述べた。

 米国とキューバは2015年、冷戦(Cold War)以来、半世紀ぶりに国交を回復したが、この事件によって二国間の外交関係の緊張は高まっている。
【翻訳編集】AFPBB News