2017年の東京モーターショーは、今までとは異なるベクトルのモビリティが評価されるようになることを明確に示しています。

単独でのファン・トゥ・ドライブだけではない、他者(他車)との連携であったり、持続可能性に貢献することであったり、そして運転するという行為自体もイメージを変えつつあります。具体的には、コネクティッドカー、ゼロ・エミッション、自動運転といった技術が主流となっていくことを感じさせるショー内容といえます。

そうしたトレンドは、もちろんサプライヤー(部品メーカー)にも波及しています。いえ、サプライヤーこそトレンドを先取りしている必要がありますし、モーターショーでサプライヤーが集まるゾーンを見ていると、サプライヤーこそがイノベーションを生み出しているとも感じます。

その源流を1871年に持つという老舗かつ2016年の売上は405億ユーロという大手サプライヤー、ドイツのコンチネンタルが東京モーターショーで提示した3つのキーワードは「クリーン」、「セーフ(安全)」、「インテリジェント」。それぞれ、電動化、自動運転、コネクティビティという機能につながります。

公共交通機関と完全自動運転のコミューターを組み合わせた未来の都市交通社会を描いた車両コンセプト「BEE」を提示していますが、日本でも2014年から公道での自動運転試験を行なっているコンチネンタルだからこそ説得力があるといえそうです。

高性能ポリアミドで作られたサブフレームを使った電気モーターのマウントシステム、環境に合わせて調圧できるインテリジェントなタイヤなど、同社のブースには近未来テクノロジーが詰め込まれています。

(山本晋也)

【東京モーターショー2017】コンチネンタルのソリューションがモビリティを新しくする(http://clicccar.com/2017/10/28/525582/)