サップヨガにチャレンジした元シンクロナイズドスイミング日本代表の青木愛さん【写真:mika】

写真拡大

代謝が落ちやすい秋から冬、“カラダのスペシャリスト”の体型キープ法は?

 夏バテ気味だった体も復活し、新米にサンマ、松茸、栗といった秋の味覚に食欲も旺盛になる季節がやってきた。“スポーツの秋”よりも“食欲の秋”が勝ってしまい、体重オーバーが気になるという人も多いのでは?

 特に秋から冬にかけては、体が冷えて代謝も落ちやすい時期ということもあり、代謝を上げて体型をキープする秘訣を、元シンクロナイズドスイミング日本代表の青木愛さんをはじめとするカラダのスペシャリストに教えてもらった。

「引退後は、家で柔軟と腹筋をする程度」という青木さんは今回、サップヨガにチャレンジ。サップヨガはスタンドアップバドルボード(SUP)に乗り、水上で波や潮風、太陽といった自然を感じながら行うヨガ。非日常的な感覚を味わえるのも魅力で、アメリカを中心に愛好者が広がり日本でも人気急上昇中だ。

「サップヨガはサイズの決まったボードの上で波に揺られながら行います。常にバランスをとろうとするので自然と体幹が鍛えられますね」と青木さん。

 今回、青木さんの指導を行ってくれたサップヨガインストラクターのSONOさんは、サップヨガの効果をこう解説する。

サップヨガはバランスボールの効果あり? 鍛えられる部位は…

「ゆらゆら揺れるボードの上でヨガのポーズをするのは、バランスボールの上で行うのと同様の効果が得られます。不安定さの中でバランスを取ろうとするため、体幹を中心に内転筋やハムストリング、大臀筋などの多くの筋肉を鍛えることができます」

 大きな筋肉を使うのでレッスン中は代謝も上がり、じんわり発汗する。

「水中は慣れっこでも水上はどうかな……」と最初は不安そうだった青木さんも、そこは元アスリート。すぐにボードの上に立ち、最後まで落ちることなくレッスンを終了した。

「やはり体幹がしっかりされているのでボードの上でも安定感があり、ヨガのポーズもきれいでしたね」とSONOさんも青木さんを絶賛する。

 サップヨガの後は、陸上のヨガで心身をコンディショニング。ヨガインストラクターの小山裕子さんが「ヨガで一番大切なのは呼吸です」と言うと、ヨガのポーズを難なくこなしていた青木さんからは「私は呼吸を止めることに慣れてしまっているので、ヨガの呼吸は難しい」と意外な返答が。

食事の我慢はストレスになるからNG…青木さんが実践するルールは?

 すると、小山さんは「無意識に行っている呼吸ですが、実は吸うのが得意、吐くのが得意というのも人によって違うんですよ。きちんと呼吸できている人は少ないかもしれませんね。呼吸を整えると精神が安定し、深い呼吸をするとそれだけで内臓がマッサージされて代謝もアップします」と話す。

 今回、2つのヨガにチャレンジした青木さんだが、代謝を上げて食欲の秋を乗り切るために普段はどんなことを行っている?

「私は、食事は我慢しない派です。現役時代は体重維持のために大量に食べていたので味わう暇はありませんでした(笑)。今は食事を楽しめるようになったので我慢はしません。とはいえ野菜や魚が好きなので意外とバランスのよい食事だと思います」

 食事を我慢するのはストレスや体調を崩す原因になるのでNG。食べたらその分動いて消費するのが青木さんのルールだ。

「そうは言っても、わざわざ運動するのは大変ですから、外食の後は1時間くらい歩いて帰ったり、エレベーターを使わずに階段を使ったりと生活の中で動くようにしています。階段を上がるのはヒップアップにも効果的です。テレビを見ながらのストレッチもおすすめ。血流がよくなるので代謝アップにもつながると思います」