七五三、親の服装はどうしたらいい?

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11月15日は七五三である。言うまでもなく七五三とは子どもが3歳、5歳、7歳になった時に氏神様にお参りし、無事成長したことに感謝して、これからも健やかに成長することを祈る儀式である。七五三ということで、子どもに着せる服のことで頭がいっぱいになり、いざ出かけるとなると「何を着よう!?」と困ってしまう親御さんもいるのではないか。そこで今回は、七五三の時の母親と父親の服装はどうしたらいいのか、服選びでの注意点を、マナー講師の高橋清美さんにアドバイスいただいた。

■母親の服装

まずは、母親の服装から教えてもらった。

「お母様の場合、最近でも『着物』が多いそうです。あくまでもお子様が主役ですので、母親のお着物は色無地(一つ紋の背紋が入っていると格が上がる)や、控えめな訪問着や付け下げが良いのではないでしょうか」(高橋さん)

子どもと合わせて着物のほうが、写真撮影をする際はさぞやキレイに栄えることだろう。だが、着物を準備するのは、なかなか手間と時間がかかる。洋服ではNGだろうか……?

「もちろん、洋服でもいいと思います。その後の入園や入学式に着られるスーツやアンサンブル、ワンピースにジャケットなどの選択も賢いと思います。アクセサリーは、簡単なものにせず、ここはしっかりと『パール』をチョイスすることをオススメします。控えめでありながらも、上品で清楚な感じがします」(高橋さん)

入園や入学式を視野に服を選ぶことができれば経済的である。なお、洋服の場合、一つ注意点があるという。

「ストッキングの色ですが、黒はもちろん色目のあるものは基本的にNGです。カジュアル感が出てしまうからです。セレモニーの時はベージュです。オシャレというよりは身だしなみで、格が一番高いのだそうです。覚えておくといいですね」(高橋さん)

最後に気負いすぎないことが大切だと高橋さん。

「無理をしない程度に、オシャレを楽しみながらお祝いをしてください。胸にコサージュやブローチ、ワンポイント入ったストッキング、少しだけ高さのあるパンプス、季節感のある髪飾り、爪は整えてお気に入りのネイルなど。それぞれでちょっと工夫ができたら、楽しいお祝いの1日になるでしょう」(高橋さん)

■父親の服装

続いて父親の服装について聞いた。

「お父様の場合、スーツが圧倒的です。事前撮影の時に和装する方もいるそうで、それはそれで素敵かと思います。ただスーツといえども、この日は少しだけオシャレを楽しんで欲しいです。例えば色。ネクタイはお子様の着物の色に近いものにする、あるいはポケットチーフを使うのもいいですね。以前紺色のスーツに、娘さんの着物の色と同じ淡いピンクのポケットチーフをしていたお父様が娘さんとふたりで写真館から出てきた時、とてもお似合いだったなと記憶しています」(高橋さん)

男性の場合スーツが基本になるが、ネクタイ、ポケットチーフでお子さんとの格好のバランスが取れるといいかもしれない。

七五三さんはあくまでも子どもが主役の行事であるが、だからこそ親御さんがしっかりとマナーをわきまえた服装で挑みたいところ。もし服選びで悩んでしまった際は、上記のポイントを参考にしてほしい。

なお「教えて!gooウォッチ」では、「七五三ではなぜ千歳飴なの?その由来は?」という記事も公開中。併せてチェックしてみて!

●専門家プロフィール:高橋清美
チャームコールデザイナー。元アナウンサーの経験と資格を生かし、マナー講師、各業界のイベントMCなどで活動する。緊張しない、感情をコントロールできるコミュニケーション、仕草や話し方を学校や会社で伝え、自分の経験を形にしたオリジナルのマナー講座を随時開催している。著書に『しくじり元女子アナの・思いが伝わる話し方しぐさが身につく本』(ぱる出版)など。

柚木深つばさ(Yukimi Tsubasa)