心地良い秋風に、冷たい空気が混じるようになってきましたね。この時期は食べ物が美味しいので、色々と召し上がっている方も多いかと思います。今回ご紹介する『サーモンの生ハム巻き』は、食欲の秋にピッタリのメニュー。色合いも良くどこか秋を感じさせ、見た目にも楽しめるので、彼もきっと喜んでくれるはずです。

文・オガワチエコ

鮭は代表的な秋の味覚のひとつです。サーモンの鮮やかな色は秋の紅葉を思わせるところがあり、この時期の食卓に並ぶのに相応しい食材です。

また、サーモンにはアスタキサンチンという若さを保つ効果のある成分が含まれています。なので、いつまで若く初々しくありたいと思うお二人に食べて欲しい料理になっています。

作り方も、生ハムで巻くだけととても簡単なのが魅力です。

材料 2人分

サーモン(刺身)……6切れ生ハム……12枚大葉……10枚醤油……適量わさび……適量オリーブオイル……適量

作り方

(1)大葉を千切りにする。

(2)サーモンを半分に切る。

(3)(2)に醬油とわさびを付け、大葉と一緒にハムの上にのせて巻く。

(4)お好みでオリーブオイルをかける。

みずみずしい生ハムは、しっとりとしていて口当たりもいい。内側の具材が少し透ける具合も、見た目を楽しませる要素になります。

生ハム自体に塩気があるので、お醤油は軽くつける程度で大丈夫です。口に含めば大葉の風味が効いて、爽やかに鼻に抜けていきます。

お好みでオリーブオイルをかけると、より上品な味が楽しめます。

お酒にも合う一品になっています。秋の夜長に、彼と二人でワインなどと一緒に召し上がってみてはいかがでしょうか?

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オガワ チエコ 料理研究家。ル・コルドン・ブルー、東京會舘クッキングスクールで料理と製菓を学ぶ。雑誌やテレビ、ラジオ、書籍等のレシピ作りや調理、スタイリング、料理コラム等で活躍中。著書に『彼の家に作りに行きたい!純愛ごはん』(セブン&アイ出版)、『おにぎらずの本』(泰文堂)、『スティックオープンサンドの本』(講談社)。