EXILE THE SECONDがEXILE TRIBEの新たな可能性を切り拓く 6人6通りの活動から紐解く現在地

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 9月27日に発売されたキックオフシングル『Route 66』を提げて、10月28日からライブツアー『EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018 “ROUTE 6・6”』をスタートさせるEXILE THE SECOND。2015年の本格始動以来、グループとして活発な活動を見せているが、メンバー個人の動向からも目が離せない。

(関連:EXILE SHOKICHI×橘ケンチが語る、EXILE THE SECONDが表現する“ネオJ-POP”

<個性を発揮する、6人6通りの活動>

■橘ケンチ

 リーダーを務める橘ケンチは、2017年1月より台湾や中国、韓国などに活動を展開する「LDH ASIA」にスタッフとして参画。アジア各国にエンタテインメントを広めていくためのプロジェクトに取り組んでいる。それだけでなく、俳優としても活躍中。舞台や映画、ドラマと様々な場所で演技を披露しており、2017年8月には舞台『幽劇』を上演。中国上海でも上演され、「LDH ASIA」とリンクするようなグローバルな活動を展開している。また、本が好きな人々と価値観を共有する広場「たちばな書店」をオフィシャルサイトにて立ち上げるなど、読書家としても活躍の幅を広げている。

■黒木啓司

 俳優業のほか、音楽番組『BPM 〜BEST PEOPELE’s MUSIC〜』のMCとしても活躍中の黒木啓司。『BPM』の発端となっているのは、黒木が中心となって立ち上げた九州発のエンタテインメント・プロジェクト『THE NINE WORLDS PROJECT』だ。『THE NINE WORLDS PROJECT』は、宮崎県出身の黒木のプロデュースで九州地区を盛り上げ、その熱をアジアにも展開しようというもの。旗揚げ公演『THE NINE WORLDS presents 九楽舞 博多座』を皮切りに、ファッション、音楽、アート、食……様々なコラボレーションを通した一大エンタテインメントを構築すべく日々邁進している。

■TETSUYA

 EXILE、EXILE THE SECOND以外にも、DANCE EARTH PARTYのメンバーとして活躍するTETSUYA。『Eダンスアカデミー』(NHK Eテレ)への出演や全国の小中学校での夢の課外授業など、“ダンスの楽しさ”を広く普及するような活動を行っている。また、アーティスト活動と並行して、2017年4月から早稲田大学大学院スポーツ科学研究科社会人修士1年制に入学するなど学びにも貪欲。その向上心を活かし、2013年にはコーヒーマイスターの資格を取得。自身がプロデュースするコーヒーショップ「AMAZING COFFEE」をオープンさせた。

■AKIRA

 俳優としてテレビドラマや映画への出演はもちろん、ナレーターやモデル、ラルフローレンのアジア人初のアンバサダーなど、世界を舞台に活躍中のAKIRAは、EXILEのダンスビデオをディレクションするなど映像制作への造詣も深い。その才能を活かして、直近ではSHOKICHIの楽曲「Shelly」のミュージックビデオの制作も行なった。このミュージックビデオは演出やカメラワークはもちろん、キャストのメイクやスタイリングもAKIRAがプロデュース。また、AKIRA自身が映像にも出演している。EXILE THE SECONDとは一味違ったディープな世界像が表されており、AKIRAのセンスを存分に感じられる取り組みとなった。

■NESMITH

 パワフルでグルーヴィーな歌声が魅力のNESMITH。その声を活かしたラジオパーソナリティとしての活躍を見せる一方、15年以上趣味としてきた写真を用いた活動も展開。雑誌を中心に連載企画を持ち、ライブツアー、MV撮影など様々な場所で写真に収めたメンバーたちの自然体の姿が好評を博している。さらに、黒木と同じく九州出身のNESMITHは、『THE NINE WORLDS PROJECT』にも参加。その一環として「THE NINE WORLDS PICTURE」を立ち上げた。今後は芸術家たちとのコラボレーションを通して、写真表現の可能性を追求していくという。

■SHOKICHI

 ボーカリストとしてだけでなくミュージシャンとして類まれなる才能を発揮しているSHOKICHIは、ソロ楽曲も次々に発表している。前述のAKIRAがMVを手がけたソロ曲「Shelly」(2ndアルバム『BORN TO BE WILD』収録)や、10月20日に配信限定リリースされたソロシングル『Back 2U』などが記憶に新しい。また、「Route 66」や6thシングル曲「SUPER FLY」では、作詞作曲の才能も発揮。抜群の音楽センスを活かしてグループのプロデューサー的役割も果たす、唯一無二の存在だ。

<EXILE TRIBEの新たな可能性を切り拓く>

 このように、EXILE THE SECONDの6人のメンバーは、それぞれの得意分野を生かしたプロデュースワークを盛んに行っている。そして、培ったスキルはしっかりとグループに反映されているようだ。例えば、7カ月に及ぶロングツアーとなった『EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2016-2017 “WILD WILD WARRIORS”』。現体制での初ツアーとあり、手探りの部分が多かったと予想できるが、SHOKICHIは「それぞれが役割を理解して、同じ方向にむかっている感じ」と振り返り、橘ケンチも「SECONDは一人一人がオリジナルのプロジェクトを抱えているので、それらを掛け合わせることでもどんどん面白くなると思っていて。さらにグループ外でもいろいろな方と掛け合わさることで、また新たな表現方法を模索できるチームでもあると思います」と語っている(参照:EXILE SHOKICHI×橘ケンチが語る、EXILE THE SECONDが表現する“ネオJ-POP”)。音楽面をSHOKICHIがリードし、メンバー全員で意見を交えながらライブを作る。自分たちの手で作品を作り上げていく、自立したグループだと言うことが分かる。

 もちろん、そういったクリエイティブな発想から生み出されたパフォーマンスを体現することができるEXILE THE SECONDの実力の高さは、EXILE TRIBEの中でも他の追随を許さない。スキル面でもキャリア面でもEXILE TRIBEの新たな可能性を切り拓く存在であると言えるのではないだろうか。彼らが今後どうパワーアップしていくのか。そして、EXILE TRIBEをどう牽引していくのか。“6人6通りの道を切り拓いていく”という意味がこめられた『EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018 “ROUTE 6・6”』はもちろん、今後発表されていく作品や活動にも注目だ。(高橋梓)