ミドル級新王者・村田諒太の原点は父『NHKスペシャル』

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10月28日(土)の『NHKスペシャル』(NHK総合、21:00)は、「村田諒太 父子でつかんだ世界王座」と題して放送。今月22日に、両国国技館で行われたWBA世界ミドル級で新王者となったプロボクサー・村田諒太が出演する。

村田が再び挑んだミドル級の世界王座戦。相手は前回、最後まで追い詰めながら“衝撃の判定負け”を喫した因縁の相手、エンダムだ。村田が勝てば、世界でも強豪がひしめき、最も層が厚いと言われる階級で、アマチュア・プロの両方を初めて制する事になるため、大きな注目が集まっていた。

村田は、その深い思考をもとにした数々の発言から「闘う哲学者」とも呼ばれる。その原点となっているのは尊敬する父・誠二さんだ。プロデビュー戦、金メダリストが負けたら恥だと、重圧を背負い込んでいた息子に送ったのが、哲学や心理学の本。村田は、その中から「自分がコントロールできる事に集中する」という考えを築き上げ、重圧を乗り越えていった。それが、“疑惑の判定”とも言われたあの試合で、ジャッジの採点に、不満や言い訳を一切口にしない、村田の生き様にもつながっている。

番組では、村田の最大の武器・右ストレート、そして鉄壁ブロックの秘密に迫るとともに、村田がどのように敗戦を乗り越え、再戦に挑んだのか、そしてどう激闘を戦ったのかを、闘いを支え続けてきた父・誠二さんとの深い絆を織り交ぜて描く。