【眼科医が教える】40代は「目の曲がり角」!?今からできる目の疲れ・かすみの対処法

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パソコンの使用や、最近ではオトナ女子もカラコンのニーズが高まり、目を酷使する機会が増えています。トレンド総研の調査によると、「40歳を過ぎてから、目の不調が増えた」という人が6割(60%)となり、40代は、「目の曲がり角」を自覚しやすい年代と言えそうです。

今回は眼科医の先生がお伝えする、加齢による目の疲れ・かすみの対処法についてご紹介します。

目の健康、自信がありますか?

同調査で「現在、目の健康に自信がありますか?」と聞いたところ、約7割の人が「自信がない」と回答。また、老眼以外の悩みでは、「目の疲れ」「目のかすみ」がツートップに。

 疲れ目対策1位は目薬。でも成分や濃度きちんと見てる?

こうした「疲れ目」「かすみ目」を感じた時に、どのような対処をすることが多いかを聞くと、ともに「目薬」がトップ(「疲れ目」で69%、「かすみ目」で63%)に。

しかし一方で、「年齢による目の悩みにあった目薬を選べているという自信はありますか?」という質問では、「自信がない」という回答が75%で大多数に。また、「目薬を購入する際に、成分やその濃度を確認していますか?」と質問したところ、「成分」を必ず確認している人は31%、「成分の濃度」を必ず確認している人は21%にとどまりました。

眼科医が教える、加齢による目の疲れ・かすみの対策法

まなべ眼科クリニック院長・眞鍋洋一先生が、加齢による疲れ目・かすみ目の対処法を伝授してくださいました!

要因は様々!加齢による「涙液不足」も?

真鍋先生曰く、目の疲れ・かすみとひとくちにいっても、スマートフォンやパソコンといった「目の酷使」が原因であるケース、コンタクト・エアコン・紫外線などによる「目への負担」が原因であるケースなど、さまざまな原因があるのだとか。

40代を過ぎた人の中には、年齢を重ねるにつれて、目の疲れ・かすみを感じやすくなるという人がいるそうですが、この場合の疲れ目・かすみ目は、加齢による「涙液不足」が1つの要因として考えられるんだとか。

加齢で涙液量は年齢と共に減少する

一般的に、目の涙液量は年齢とともに減少すると言われています。加齢によって皮膚の潤いがなくなってくるのと同じで、目も乾きやすくなるそうです。実際に、加齢による涙液量の変化を調べた調査(※)によると、50代以上の涙液量は、20代に比べて「約4割」減少することがわかっています。

そして、涙液量が少なくなると、目の疲れやかすみにつながってきます。というのも、目の表面と外気を隔てているのは、ごく薄い涙の膜。涙が減少すると、角膜が乾きやすくなる、傷つきやすくなるといった症状につながります。その結果、目の疲れがひどくなったり、ものが見えにくくなったりするんだとか。

※出典:平瀬ら:日本眼科学会雑誌, 98: 575-578,1994.

 涙液不足に有効なのは、「ビタミンA」と「コンドロイチン」の成分! 濃度にも注目を

手軽な涙液不足の対処法としては、やはり目薬が有効。ただし、市販の目薬にも目薬の効果・効能も商品によってさまざまですので、きちんと「涙液不足の解消につながる成分」が入ったものを選ぶことが重要だそうです。

具体的には、「ビタミンA」と「コンドロイチン」の2つをチェックすると良いと、真鍋先生。

この2点は、眼科で処方する目薬にも含まれる成分。「ビタミンA」には涙液を安定化させる機能、「コンドロイチン」には角膜を保護・保水する機能があるんだとか。

また、それぞれの成分の濃度にも注目。目薬を選ぶ際には、「どのような成分が入っているか」だけではなく、「どれくらい有効成分が含まれているか」もチェックするようにしましょう。

前述の「ビタミンA」「コンドロイチン」の2成分が、一般用目薬の承認基準において、できるだけ多いほうが、効果に期待できるそうです。

20代、30代でも目を酷使する時間が増えている昨今。「目の加齢」にも注目してみませんか?

<調査概要>

・調査名:40代からの「目の健康」に関する調査   

・調査対象:40〜80代 男女500名 (年代・性別 均等割付)

・調査方法:インターネット調査     

・調査期間:2017年7月28日(金)〜7月31日(月)

【眼科医が教える】40代は「目の曲がり角」!?今からできる目の疲れ・かすみの対処法はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

神崎 利奈

コスメライター/ブロガー/イベントレポーターコスメの成分についてまで詳しくなってしまうほどコスメ好き。食や美容、健康のイベントに300件以上参加し、レポートしています。お仕事のご依頼はkanzakirina@gmail.comまで。