この吸盤、吸着力もさることながら、「気配り」がスゴいんです!

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壁面収納の定番アイテム、吸盤フック。接着剤を使わずに壁に設置できるので大変便利ですが、夜中に急に落ちてビックリした経験ありませんか? そこで今回は、ホムセンで見つけた強力吸盤の5製品をテスト。外れにくさはもちろん、設置後にはがれる経緯も調査しました!


耐荷重5kg以上の強力吸盤フック
5製品をテスト


簡単に設置できる吸盤フックですが、定期的な吸着点検が必要なのはご存知ですか? どんなに強力な吸盤フックでも、ある日突然外れてしまうことがあるからです。外れる原因の多くは、掛けすぎや吸盤の変形による空気の入り込み。ただ、実際に使用しているとフックの表面の様子しかわからないのが困りモノ……。

ところが今回、ホームセンターで買える強力吸盤の5製品をテストしたところ、吸着力の強さはもちろん、「吸着力の低下がひと目でわかる」便利な吸盤フックを発見! 他にも「力を入れずに回すだけで設置できる」「何度も貼ってはがせる」など、工夫を凝らしたアイテムを見つけましたのでご紹介します。

[テスト方法]



テストでは、アクリル板に吸盤フックを貼り付け、1〜10kg以上の荷重をかけて「外れにくさ」「はがれる経緯」を評価しました。
※いずれの製品もパッケージ記載の5kgは合格しています。実際に使用する際は注意書きに従ってください。

ではテスト結果をご覧ください。


吸着力低下が一目でわかる
プリヴェAGの気配りフック


こちらのプリヴェAG、吸着力はもちろんですが、なんと、落ちる前に「落ちそうです」と教えてくれる優れモノ。

吸着力が低下すると中央のPUSH部分から赤いラインがのぞく仕組み。耐荷重を超えてしまったときは、このラインを見て再度ボタンを押し込めば吸着力を補強できるんです。

これなら、夜中に突然、「ガタンっ!」と落ちる心配もなし。素晴らしい気配りフックなんです。



プリヴェAG
押すだけ取りつけフック2P
ステンレス可動式
実勢価格:540円
※現在は、フック部分がプラスチックのタイプ(実勢価格323円)が販売されています。

外れにくさ:A
はがれる経緯:赤いラインが見えて外れる



フック本体はこちら。吸着面積が広く、安定感があるのに加え、取り外しも簡単です。



荷重をかけてもはずれにくい。



荷重を掛けすぎて吸着力が低下した場合は、外れる前に赤字ラインがのぞく仕組みなので安心。中央のPUSH部分を押し込めば、吸着力が戻ります。



記載されている耐荷重の2倍強の力を加えても外れなかった強力な吸着力です。



貼り付ける場所を間違えても、取り外し用のタブが付いているので取り外しもカンタンです。

つづいて、他の製品の評価をご覧ください。


大一鋼業は
60°回すだけで強力吸着


大一鋼業の「吸盤フック ちょこっと右へ60°」は名前の通り、右へ60°回すだけで力を入れずに強力吸着できるので女性にもうれしい。外れにくさもプリヴェAGと同じA評価で耐荷重に優れています。



大一鋼業
吸盤フック ちょこっと右へ60°
シングルL K60-SHL
実勢価格:829円

外れにくさ:A
はがれる経緯:空気が入って外れる


耐荷重は優秀ですが、フック部分が柔らかく強度が心配です。


凸凹の壁にも吸着するけど
ジェル自体が滑るのが残念


吸着面に密着ジェルが付いていて、凸凹の壁にも吸着できる建築の友の「吸盤革命・フック・大」。外れにくさはB評価とまずまずですが、ジェル自体が滑って吸着面がズレてしまいました。



建築の友
吸盤革命・フック・大
KBK-1
実勢価格:1080円

外れにくさ:B
はがれる経緯:粘着面が下にずれる


空気は入りにくいですが、接着面が少なく滑ってしまいました。


吸着力はそこそこのノムラテック
合成ゴムの跡が残るのがイマイチ


ノムラテックの「快適便利 ダブルロック 吸盤フック」は吸着力がそこそこですが、合成ゴムの跡が残るのが×。カラバリは多いので、インテリアなどと色を合わせたい人にはいいかも。



ノムラテック
快適便利 ダブルロック
吸盤フック N-2371
実勢価格:843円

外れにくさ:C
はがれる経緯:突然吸盤が外れる


耐荷重は5kg以上で合格ですが、ゴム吸盤の跡が残ってしまったのは残念。


吸着シートで取り外し可能だけど
取り付けが難しいリングのフック


リングの「何度もピタッと貼ってはがせるシート」は、耐荷重5kgのシートフック。吸着シートをめくると簡単に取り外しできるのですが、シートに気泡が入ってしまい付けにくいのが残念。



リング
何度もピタッと貼ってはがせる
シートフック シングル
実勢価格:806円

外れにくさ:C
はがれる経緯:気泡が入って外れる


接着面は大きいですが、気泡が入りやすく取り付けにくいのは×。


【おまけ】吸着力が落ちたら
お湯に浸けると戻ります


吸盤は使っていくうちに変形して、吸着力が低下していきます。熱湯に入れると伸びた素材が収縮するので、元の形に戻るんです! 一度試してみてはいかがでしょうか。



ただ本体がプラスチック製の場合は、耐熱温度を確認してからお湯に浸けるようにしてくださいね。

以上、吸盤フック5製品のテスト結果でした。ぜひ、お試しください!



360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。