「恋愛に悩む女性を本気で応援する恋愛情報サイト」である、あの『愛カツ』に、珍しく(失礼!)なかなか……どころか相当にお役立ちなコラムが掲載されていた。

「結婚相談所はエッチ禁止!? 知られざる実態について」というタイトルで、少なくとも一度もその手の機関を利用したことがない私にとっては、目からウロコな“7つの実態”を紹介する内容であった。

詳細は記事を読んでいただきたいのだが、全文を流し読んでみるかぎり、想像以上にいろいろ厳しくて不自由な決まりがあって、「百の恋愛には百の攻略法がある」をモットーとする“恋愛フレキシブル主義者”の私なんかは、入会してもホイホイと規則破りを犯し、即脱会させられてブラックリスト入りしてしまうのは火を見るよりあきらかなので、とりあえず“利用”は控えておきたい。

とくに、仰天したのは7つにあったなかの、タイトルにもあったコレら2つ!

エッチは禁止!?
泊まりがけの旅行も禁止!?

すべての相談所がこうではないらしいけれど、「婚前交渉」、またソレに直結しやすい「泊まりがけの旅行」は禁止のケースが多いのだという。「そんなの内緒でヤッちまえばヘーキじゃねえか!」と一笑に付す輩(←私も含まれる)もいるだろうが、結婚相談所に100%依存する切実なヒトたちには「お上のお告げは神のお告げ」にも匹敵するのか、大半の会員はこの前近代的な貞操観念を律儀に遵守している……とも聞く。つい最近、ここcitrusに寄稿した『紅蘭「付き合う相手は一度エッチしてから」発言の真意が深い』というコラムで、私は「セックスの相性を確認し合ったあとで、真剣な交際へと到る」プロセスを絶賛したばかりだが、相談所側からすれば、この“異教の教え”は危険思想以外の何物でもないようだ。まあ、男女の仲における優先順位で「セックス」を何番目に置くかは人それぞれの考え方なので、これ以上、そこにとやかく文句をたれるつもりはない。

あと、私が注目したい“実態”は、

成婚者の半分ぐらいは相談所外で出会った人と結婚している?

というくだり。相談所でいろんな異性を見ていくうちに、「私の会社にも素敵な男性(女性)がいるな」と気づいて同僚と結婚したり、「入会して自分がいかに高望みしていたかを痛感」したり……と、皮肉にも「会員の質がイマイチ」だったことが反面教師となるケースもあるのだそう。

相談所の入会金や年会費は、おそらく「勉強代」として決してバカにならない金額だろうが、「ストライクゾーンを広げる」のは「結婚したいのにできない」と嘆く人たちにとって、絶対不可欠なマインドコントロールゆえ、フトコロを痛めながら身をもって“学習”してみるのもアリ?……なのかもしれない。

ただ、私が思うに、一番重要なのは「自分が本当に結婚したいのか・したくないのかをきちんと自覚すること」なのではなかろうか。「なんとなくしたい…」程度の決意では、目の前のチャンスをついスルーしてしまいがち……。「ものすごくしたい!」と、みずからを奮い立たせてこそ、おのずとストライクゾーンも広がり、伴侶候補、すなわち「目の前のチャンスの数」も激増ないし微増するのだ。