長谷川愛らが手掛けた作品「Human×Shark」

写真拡大

 資生堂が、人の"美しさ"を引き出す体験型展覧会「LINK OF LIFE 2017 まわれ右脳!展」を銀座・資生堂ギャラリーでスタートした。入場無料で、会期は2017年11月10日まで。
 時代とともに"新しい美"を提案してきた資生堂は、2015年から「LINK OF LIFE」の取り組みを実施。今年度は、クリエーティブディレクター藤原大によるコーチングのもと、アートで「第二のスキンケア」を実現するべく、感性に刺激を与えるアート作品の制作に取り組んでいる。
 3回目を迎える今回のテーマは「感性(右脳)を刺激する」。昨年のテーマである、美しく年を重ねることを掲げた「サクセスフルエイジング」を再解釈し、「右脳を刺激して感性を研ぎ澄ませ、遊びゴコロを満たして美しさを重ねる」ことができる体験型のアート作品を展開。視覚、聴覚、触覚、嗅覚といった人間の五感に働きかけ、ワクワクさせるようなイベントになっている。また10月31日までの期間、SNSで「#資生堂ギャラリー」を付けて投稿するとミニプレゼントが贈呈される(数量限定、なくなり次第終了)。
 10月26日にはオープニングイベントが開催され、同展に参加した現代アーティストの長谷川愛、クリエーティブディレクターの古屋遙、アーティストや研究者として活動する清水陽子の3人がゲストとして登壇した。長谷川は、日本人女性の野性を解放する象徴としてサメを選び、オスザメを誘惑する香水を作ることに挑戦。今回の協業について「(チームの皆が)とても仕事熱心で、情熱を持っていた。際どいところを攻める私の作風を受け止めてくれたので、そのことも嬉しかった」と振り返る。実際に香水をまとい海に潜った実験映像は、展示空間で見ることができる。「アートは人を美しくできるか?」という問いに対して、古屋は「それぞれが持つ価値観を認めることそのものが美しい。参加者が目で見て感じたことを認めることが、"アートで美しくなる"ことにつながるのでは」と回答。清水は「美は活性化されて生まれるもの。新しいことに対して五感を使って体験することで脳内のネットワークが増えていく」とし、今回のようなインスタレーション作品を通して美しくなることを提案した。