26日、K−POPアイドルグループ「防弾少年団」とそっくりの名前を持つ韓国の反米団体メンバーが米国で入国を拒否された。この騒動を受け韓国では、アイドルのイメージにまで悪影響が及ぶと懸念する声が上がっている。資料写真。

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2017年10月26日、韓国・アジア経済新聞などによると、海外でも人気の高いK−POPアイドルグループ「防弾少年団」とそっくりの名前を持つ韓国の反米団体メンバーが米国で入国を拒否された。この騒動を受け韓国では、アイドルのイメージにまで悪影響が及ぶと懸念する声が上がっている。

訪米しトランプ大統領弾劾のための運動を行うと主張する韓国の団体「防弾青年団」は同日、フェイスブックに「トランプ大統領弾劾運動に向け、先に米国へ出国した団員1人が空港で抑留されている」と明らかにした。

すると「防弾少年団」とそっくりなこの団体名が話題を呼び、韓国のポータルサイトのリアルタイム検索ワードランキング上位に登場する騒ぎに。「防弾青年団」の問題を報じる記事に、「防弾少年団」と混同した一部のユーザーからアイドルグループを非難するコメントも寄せられたという。

防弾少年団は、米ビルボード・ミュージック・アワード2017で韓国初となる「トップ・ソーシャル・アーティスト賞」を受賞するなど、欧米や日本でも人気の男性7人組のヒップホップアイドルグループ。今月半ばには、京セラドーム大阪で日本初となるドーム公演を行った。

この人気や話題性に便乗しようとしたのか、防弾青年団は、名前のみならず防弾少年団の曲の歌詞から取り「はやく来なよ。弾劾は初めて?」とのキャッチフレーズを記したサポーター募集のポスターも作成・公開している。さらに団体の英語の略称も防弾少年団の「BTS」とそっくりの「BTC(Ban Trump’s Crazy Action)」だ。

こうした状況に、韓国のネットユーザーからは「BTS好きの一人として、非常に不快で頭に来た」「BTSにどれだけ迷惑か考えたことある?あなたたちのやってることはトランプと何ら変わらない」「自分たちの力では何もできないからアイドルの名前を借りようと思ったのだろう」「不快だし、早く『迷惑青年団』とかに名前を変えたら?」など痛烈な批判が相次いでいる。

一方、防弾少年団の所属事務所に対しては「名誉毀損(きそん)で防弾青年団を告訴して」「被害補償を訴えるべきでは?」「こんなことで負けはしないはず。早く解決しますように」とのメッセージが寄せられている。(翻訳・編集/松村)