25日、好奇心日報は、日本のアニメ市場規模が2兆円を突破し、中国と米国が「お得意様」になっていると伝えた。写真は中国で放映された「君の名は。」。

写真拡大

2017年10月25日、好奇心日報は、日本のアニメ市場規模が2兆円を突破し、中国と米国が「お得意様」になっていると伝えた。

記事は「24日に日本アニメ協会が発表したデータで、昨年の日本アニメ業界の市場規模が2002年に統計を取り始めて以降初めて2兆円の大台を突破し、前年比1784億円、9.79%増の2兆900億円に達した」とした。

内訳を見ると、海外向けの版権販売額が7676億円で最多となった。版権の販売先上位3カ国は米国の298本、中国の286本、カナダの181本だ。記事は、中国動画サイトによる日本のアニメ版権購入熱が高まっていることから、中国が米国を抜いて最大の日本アニメ版権購入国になるのは時間の問題だとの見方を示している。

記事はまた、海外への版権購入額を大きく引き上げた要因として新海誠監督の映画「君の名は。」を挙げ、中国だけで8367万米ドル(約95億円)の興行収入を獲得していると伝えた。さらに、2番目に市場規模が大きかったのがアニメ関連商品市場、3番目がパチンコ機器市場だったとし、パチンコ機器の版権販売規模がテレビへのアニメ版権販売よりも大きいことに驚きを示した。

このほか、アニメ文化の輸出形式がますます多彩になっており、中国でも日本の声優やアニメ歌手のコンサートやファンミーティング開催が増え、初音ミクさえもが15年、16年と2年連続で中国コンサートを開催したと紹介。アニメやゲーム作品を題材とした2.5次元の舞台劇も人気を集め、「刀剣乱舞」「NARUTO」などが北京、上海、広州などの都市で上演されていると伝えた。

記事によれば、市場規模では中国のアニメ業界がすでに日本を追い抜いており、今年の中国アニメ市場規模は1500億元(約2兆5700億円)に達するとの予測が出ているという。記事は「日本アニメが中国市場に依存するのと同様、この1500億元にも日本アニメが少なからず貢献しているはずだ」としている。(翻訳・編集/川尻)