胡潤研究院は26日に「2017年胡潤女性経営者ランキング」を発表した。楊恵妍氏が資産額1600億元(1元は約17.1円)で陳麗華氏に代わり、17年の女性経営者の首位に立った。楊氏のトップは07年の1回目から数えて今回が5回目になる。

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胡潤研究院は26日に「2017年胡潤女性経営者ランキング」を発表した。楊恵妍氏が資産額1600億元(1元は約17.1円)で陳麗華氏に代わり、17年の女性経営者の首位に立った。楊氏のトップは07年の1回目から数えて今回が5回目になる。藍思科技の周群飛氏が資産額700億元で2位、竜湖集団の呉亜軍氏が525億元で3位だった。荊楚網が伝えた。

注視されるのは、今回のランキングでは世界の最も成功した女性経営者上位5人がすべて中国出身だったことだ。これと同時に、世界で確認された資産額が10億ドル(1ドルは約114.2円)以上の裸一貫型の女性経営者78人のうち、中国出身者が49人で63%を占め、割合が5年前より13%増加したことだ。

▽楊恵妍氏の資産額が1600億元突破

さきに発表された同研究院の世界富豪上位100人ランキングで、資産額1600億元の楊氏は4位に入り、資産の前年比増加率が230%に達した。これほどの資産増加の背景には、楊氏の手がける不動産会社・碧桂園の過去1年間の業績と株価が大変好調だったということがある。

資料によると、第1〜3四半期(1〜9月)に碧桂園の売上規模は4千億元を突破した。8月15日までの1年間に、碧桂園の株価は3.016香港ドル(1香港ドルは約14.6円)から9.072香港ドルに上昇して、3倍になった。今年5月には碧桂園の教育事業子会社が米国ニューヨーク証券取引所に上場し、楊氏は株式の20%を保有した。

親から事業を受け継いだ二代目の楊氏とは異なり、女性経営者ランキングの上位10位以内に名前が挙がった周群飛氏、呉亜軍氏、冨華集団の陳麗華氏、玖竜紙業集団の張茵氏は、いずれも裸一貫から身を起こした人々だ。またランキング上位50人のうち、裸一貫組が34人で68%を占めた。

同研究院がまとめた統計によると、世界の裸一貫型女性経営者のうち、資産額上位5人はすべて中国出身だった。周群飛氏、呉亜軍氏、陳麗華氏、張茵氏、そしてアント・フィナンシャルの彭蕾氏だ。

同研究院のフージワーフ会長兼首席調査研究員は、「世界で最も成功した女性経営者のトップ5がすべて中国出身なのは今回が初めてだ。世界で確認された資産額10億ドル以上の裸一貫型の女性経営者の78人のうち、中国出身者が49人で63%を占め、割合が5年前より13%増加した。ランキングに名を連ねるこうした中国の女性経営者たちはそれぞれの分野で世界のリーダー的存在になっている」と述べた

▽ランキング入りのハードルが10年前の9倍に上昇

8月15日までの一年間に、ランキング入りした女性経営者の資産総額は前年より43%増加して、1兆2千億元に達した。平均資産額は同48%上昇して231億元になり、過去最高を記録した。

女性経営者のランキング入りのハードルが前年より25%上昇して、100億元になった。楊氏が初めて1位になった07年は資産額11億元でランキングに入っており、つまり現在のハードルは10年前の9倍にあたるということだ。

女性経営者ランキングの産業分布をみると、不動産、金融・投資、製造が「最も稼ぐ」女性経営者の活躍分野だ。17年に誕生した女性富豪の所属産業をみると、不動産業が24%、金融・投資業が20%、製造業が13%を占めた。

この数字は世界富豪上位100人ランキングとはやや異なる。同ランキングでは、製造業の富豪が27.9%と最多を占め、次は不動産業と情報技術(IT)産業だった。(提供/人民網日本語版・編集KS)