犬は飼い主さんの言葉をどのように理解しようとしているのか

犬は単語とイントネーションに反応する研究結果

とある脳研究によって、犬は飼い主さんの言葉を理解することができている、としています。

犬の脳スキャンを行ってみた結果、飼い主さんが愛犬に対して「いい子だね」と言葉をかけたとき、「単語」と「言い方」の両方を聞いていたというのです。

脳の左半球が単語そのものに反応し、脳の右半球が言い方(イントネーション)に反応していたそうです。

人間のように犬も言い方で伝わり方が違う?

私たち人間は言葉を理解し会話をしていますが、言葉だけではなく、その言い方によっても伝わり方が大きく変わりますよね。

目を合わせることもなく小さな声でぶっきらぼうに「こんにちは」と言われると、何だか不快な気持ちになってしまうこともあります。

対して目を合わせて明るい声で「こんにちは」と言われると、とても気持ちが良いし嬉しいですよね。

このようなことに対して、犬にも同じことが言えるのではないか、ということのようです。

愛犬を褒めるときの「言葉」と「言い方」

愛犬を褒めるとき、みなさんはどのような言葉を使い、どのような言い方をしているでしょか。そして、その気持ちがしっかり愛犬に伝わっていることを実感されていらっしゃるでしょうか。

大好きな飼い主さんですから、少しでも褒められると愛犬はとても嬉しいと思います。

ぶっきらぼうに「ああ、いい子だね〜」と言われたときの言葉と言い方明るく高い声で「いい子だね〜!」と言われたときの言葉と言い方

それぞれを犬はしっかり聞き分け理解しているということですから、どちらの言い方をされたのかによって、愛犬にとっての嬉しい気持ちや喜びも大きく変わってしまうのではないでしょうか。

ぜひ、試してみてください!

愛犬を褒めるとき、以下の2つの方法を試してみてください。

1. 無表情でぶっきらぼうに「ああ、いい子だね〜」と言ってみる2. とびきりの笑顔で明るく高い声で「いい子だね〜!」と言ってみる

飼い主さんの言葉と言い方をしっかり聞き分けることができているならば、2の思いっきり褒めてもらえた方に対して、愛犬も大きな喜びと嬉しさを表現してくれると思います。

犬を本気で褒める!

言葉や言い方によって、飼い主さんが本当に心から褒めてくれているのかどうか、を愛犬は理解しています。人間だって同じですよね。言葉や言い方によって、「心がこもってないな」なんて言ったりしますよね。

『飼い主さんが“オスワリ”というから喜んで座ったのに、あまり嬉しそうじゃなかったな…。』
なんて愛犬に思わせてしまっていたらと思うと何だか切なくなりますし、もっとちゃんと褒めてあげれば良かったな、と後悔してしまいますよね。

犬をしつける際の褒め方

褒める事とおやつを上手に使う

オテ・オスワリ・マテなどを教えてあげる際やしつけの際に、言葉で褒める以外におやつをご褒美としてあげていた、という方も多いのではないでしょうか。

今実際にその最中だという方もいらっしゃるかもしれません。また、いい子にお留守番ができたときなどにも、言葉で褒める以外におやつをご褒美としてあげるという方が多いのではないでしょうか。

果たして、愛犬にとって、どちらの方が嬉しいのでしょうか。飼い主さんに思いっきり褒めてもらうこと?ご褒美としておやつをもらうこと?うちの愛犬たちなら「できるならどっちも!」と思っていそうです。

まとめ

とある脳研究によって、犬は飼い主さんの言葉を理解することができている、としていますが、私たち人間も犬も同じように幸福感と恐怖感を表わす声に対して、脳の同じような場所が活性化されているということも分かっているようです。

つまり、私たち人間の脳と犬の脳はとてもよく似ているということなのではないでしょうか。

研究を主導したアッティラ・アンディクス氏は、動物科学者であり、犬好きであり、哺乳類の脳が言語を処理する方法を解明する一手段として、犬の研究を始めたのだそうです。

現在も犬に関する研究がたくさん行われていると思いますが、いつか人間と犬がお互いの気持ちをはっきりと理解することができる日が来るのではないかと思うと、とても楽しい気持ちになります。