【C大阪vs大宮プレビュー】リーグ前回対戦はC大阪が3−0で完勝…大宮はリーグ3戦連続で勝ち点を獲得

写真拡大

■セレッソ大阪 天皇杯準々決勝で大宮を2−0で下したばかり

【プラス材料】
 ルヴァン杯準決勝の第2戦でG大阪に劇的勝利を収めた勢いを継続し、リーグでは難敵の鳥栖と甲府を撃破。しかも、前半戦でチームの特色となっていた堅守がよみがえり、前節の甲府戦でリーグ16試合ぶりの無失点も記録した。

 攻撃面も、チームトップスコアラーの杉本健勇が、この2試合で3得点と好調。19得点で得点王争いに絡む日本代表ストライカーと、柿谷曜一朗、水沼宏太、清武弘嗣のユニットも、連動性が高まり、相手の脅威となっている。

 25日の天皇杯では、主にカップ戦で出番を得ている選手たちの奮闘もあり、大宮を2−0で破って6シーズンぶりのベスト4入り達成。天皇杯では、けがで戦列を離れていた山村和也も復帰を果たしている。今節の大宮戦は4日前の天皇杯の再戦となるが、この雰囲気の良さをつなげて、リーグ戦3連勝を狙う。

【マイナス材料】
 10月に入って、前半戦の好調さが戻ってきていることもあり、チームとして穴は少ないように見える。だが、この終盤戦にきて、気になるのは累積警告。ソウザが7枚目で次に警告を受ければ2試合の出場停止となり、3枚目となっている杉本健勇、木本恭生といったキーマンも、出場停止にリーチがかかっている状態だ。

 大宮という相手に対しては、今季のリーグ対戦ではアウェイで3−0と勝っているものの、2011年以降のホームでの対戦では、1分け3敗と苦戦。鳥栖、甲府と同じく、これまで苦手にしてきたチームの1つだ。

 天皇杯からは、双方がらりとメンバーが入れ替わり、さらに、大宮はJ1残留争いの渦中。前回のリーグ戦での対戦とは、指揮官も含めて、ほとんど別のチームとの対戦ということもあって、厳しい戦いも予想される。

文:totoONE編集部

■大宮アルディージャ DFの菊地光将と河本裕之を上げるパワープレーも

【プラス材料】
 リーグ前節の柏戦は1−1。後半アディショナルタイムにマテウスがFKを決めての劇的ドローだった。苦しみながらも3戦連続で勝ち点を獲得した選手たちは「今日の引き分けを次につなげたい」と気持ちを引き締めていた。

 DFの菊地光将も河本裕之も「あくまでオプションの1つ」と言い切るが、柏戦の同点劇は2人を前線に上げたパワープレーが実った。苦肉の策ではあるが、両選手の高さが相手の最終ラインを崩し、「攻守のバランスを意識した」と奥井諒が話す守備陣もカウンターに対応して追加点を許さなかった。

 柏戦では、左ハムストリングス肉離れで戦列を離れていた瀬川祐輔が9試合ぶりに出場。スペースを突く思い切ったランニングで流れを呼び込んだ。11試合ぶりに先発した長谷川アーリアジャスールも前線でしっかりとボールを収め、攻撃のリズムを作った。

【マイナス材料】
 25日のC大阪との天皇杯準々決勝は、0−2の完敗だった。リーグ戦から先発11人全員を入れ替えたメンバー構成だったとはいえ、大前元紀、マルセロ・トスカーノもノーゴール。得点源と期待される両選手だが、大前は7月8日の札幌戦以来、マルセロは7月29日の神戸戦以来ゴールがない。

 リーグ前節の柏戦の失点はキム・ボギョンにサイドを崩されて、中央で待ち構えていたハモン・ロペスにヘディングで押し込まれた。C大阪との天皇杯で福満隆貴と澤上竜二に喫したゴールも、同じようにクロスを許し、高さで勝てずに奪われた。伊藤彰監督も課題に挙げる球際での寄せの甘さが解消されていない。

 今季ここまでアウェイでは14試合を戦い、2勝3分9敗と大きく負け越している。敵地で獲得した勝ち点9は、札幌の勝ち点6に次いでリーグで2番目に少ない。

文:totoONE編集部