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日本健康開発財団温泉医科学研究所はこのほど、「お風呂とスキンケアの新常識に関するアンケート調査」の結果を明らかにした。同調査は8月19日〜20日、20〜49歳の女性500人を対象にインターネットで実施したもの。

入浴するタイミングについて尋ねたところ「夜」(96.8%)が最も多かった。入浴時間はどのくらいか聞くと、「10分〜20分未満」(43.2%)が最多で、次いで「20分〜30分未満」(28.0%)、「5分〜10分未満」(13.0%)となり、20分未満の人の合計は6割という結果になった。

湯船につかる頻度について尋ねると「毎日」(36.6%)が最も多かったものの、「週1以下」(24.4%)という回答も多くなっている。普段のお風呂の様子を聞いた設問では、20代女性は「シャワーのみでさっと済ます」というシャワー派が約5割を占めており、20代女性に「湯船離れ」の傾向があることがわかった。

同研究所所長の早坂信哉氏は9月、お風呂上がりに保湿すべき制限時間=「保湿リミット」が10分であることを科学的に解明したと発表した。お風呂上がりには急速な肌の過乾燥が起こるというマイナスの面があるが、お風呂の中での保湿ケアによって、入浴後の過乾燥を防ぐ効果があることもわかったという。

お風呂に対して最も期待する効果について聞くと、最多回答は「疲労回復効果」(44.6%)で、「保湿効果」(1.8%)が最も少なかった。早坂氏が解明した「入浴中はスチーム効果があるので、水分のあるときに保湿ケアを行うとより効果が高まることを知っているか」という問いに対しても、2人に1人が「まったく知らない」と答えている。

今回、早坂氏が監修した「お風呂とスキンケアに関する新常識クイズ10問」を行ったところ、全問正解者は500人中3人(正解者は40代のみ)と、1%以下を下回る結果になった。入浴は日常的に行っていても、入浴の効果やスキンケアについての正しい知識はあまり理解がされていないことがわかった。

新常識クイズの中で最も正解率が低かった問題は「長時間お風呂に浸かることで、血行も良くなり肌の新陳代謝が進むので肌に良い」は〇か×か、というものだった。正解は「×」であるが、7割以上が不正解である「〇」と回答している。長時間お風呂につかると、大事な保湿成分がどんどん流出していってしまうとのこと。

そのほかのクイズを一部紹介する。「引き締めの冷水は皮膚の毛穴が引き締まるから良い」の正解は「×」であるという。冷水で冷やすとせっかくの血流改善などの温熱効果がなくなってしまうとのこと。

「入浴前に緑茶などカテキンを含む飲料を飲むと吸収が高まるので効果的」「入浴中にストレッチをすると体が温まっているので肌の調子が良くなる」は「〇」が正解だという。これは入浴すると血行が促進されるからで、栄養素の吸収や新陳代謝が高まるとのこと。

「入浴中にスキンケアをすると発汗作用で流れてしまうので効果が期待できない」は「×」が正解だという。湿気のある浴室で肌に水分がある方が、スキンケアの効果が高いと考えられるとのこと。