27日、中国新聞網は日本の防衛省がフィリピンに対して無償で海上自衛隊の練習機を譲渡することを明らかにしたと報じた。資料写真。

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2017年10月27日、中国新聞網は日本の防衛省がフィリピンに対して無償で海上自衛隊の練習機を譲渡することを明らかにしたと報じた。

記事は「海上自衛隊が2018年3月末までに、TC90練習機をフィリピンに無償譲渡する。また、同年3月に貸与予定だった3機についても無償で譲渡する。日本は『自衛隊法』の修正案が今年5月の通常国会で可決されたことにより、発展途上国に自衛隊の中古防衛装備品を無償譲渡できるようになった。今回のケースが同法修正後初のケースとなる」と紹介した。

日本とフィリピン両国は2016年9月にTC90の有償貸与で合意に達し、今年3月には海上自衛隊からフィリピン海軍に練習機2機が引き渡されている。記事は「防衛装備庁によると、フィリピン政府はこれまでに日本に対して有償貸与から無償譲渡へと変更するよう求めてきたという。今月23日にフィリピン北部のクラーク経済特区で小野寺五典防衛相とロレンザーナ国防相が会談し、無償譲渡で合意した。TC90の無償譲渡は経済規模が小さいフィリピンの海岸警備能力を高める狙いがある」とし、日本のメディアからは中国けん制が狙いだとの見方が出ていることも伝えた。

この件については、中国新聞網以外にも複数の中国メディアがそれぞれ伝えており、中国国内における注目ぶりがうかがえる。(翻訳・編集/川尻)